2位はエジプト、1位は？世界で最も「生活費が安い国」ランキング

2023/01/18

3位のインドと深い関係を持つ「パキスタン」が、今回のランキングで「世界一安い国」とされていました。

ただ、このデータは全140カ国の比較なので、地球上にある全ての国が比較の対象になっているわけではありません。その意味で、鍵かっこ付きの「世界一」だとご理解いただけると幸いです。

パキスタンとは、意外に人口が多く約2億も人が暮らしています。首都はイスラマバード。イスラム教を国教とする国ですね。もともと、ヒンドゥー教国家であるインドから、この宗教的な違いを理由に独立した背景があります。

そんなパキスタンの物価はどのくらい安いのでしょうか。もちろん、パキスタンにもマクドナルドはあります。

「ビッグマック」も普通にあって、公式ホームページ経由でマックデリバリーの価格を参考にすると「ビッグマック」は703パキスタンルピーとされています。日本円にすると約408円ほど。意外に安くない、というか普通という印象です。

ただ、この「Numbeo」に寄せられた現地の人の情報によると、レストランでカプチーノを1杯頼むと317パキスタン・ルピー（約184円）、1リットルの牛乳が144パキスタン・ルピー（約83円）ほどだと分かります。こう見ると、確かに安いですよね。

リーバイスのジーンズ「501」は3,012パキスタン・ルピー（約1,752円）ほど。都市中心部で1ルームの部屋を借りると家賃は2万4,501パキスタンルピー（約1万4,252円）です。都市部の中心の家賃相場がこの程度なら安いですよね。

ただ、日本の外務省からは、国内の一部地域（アフガニスタンとの国境付近一帯）に退避勧告が出されています。イスラマバード首都圏ですら、不要不急の渡航はやめるように危険情報が出されています。

日本人の移住先としてはなかなか候補に挙がってこないは思いますが、物価の安い国としてはなかなか興味深いのではないでしょうか。皆さんの予想は当たっていましたか？

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