ドリンクを持っていると乗車拒否？日本と韓国の文化の違いにビックリ
年々ファンを増やし続けている「韓流ドラマ」。日本でも幅広い層にウケるのは、作品数が多く好みにマッチしやすいのはもちろん、異文化を感じながらストレートな展開が楽しめるところにあるのではないでしょうか。
ですが、たまに「これ日本ではありえないかも」と思うときがありませんか？よくあるシーンが、上司や目上の人と一緒にお酒を飲むときに横を向くこと。
大ヒットした『梨泰院クラス』で日本でも多くの人に知られるようになった韓国マナーのひとつですが、ほかにも『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でも同じようなシーンがありました。
このように日本と韓国では細かな部分を含め、日常生活でいろんな違いがあることがわかりますよね。なかには日本ではよくないとされていても、韓国ではマナー違反にならないことも。もちろん逆もありますが、実際に韓国人の皆さんに日本との文化の違いを聞いてみました。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
都心で見かける路上販売
「大通りに面した歩道などで、地面に座って野菜などを売っている年配の女性がすごく多いです。日本では見かけたことがありませんが、韓国ではどこでもいます」（10代女性）
大きな建物が立ち並ぶ都心や、おしゃれな店舗が連なる商店街でも見かける「路上販売」。韓国では、年配の方が自家製野菜などを売っている様子が多く見受けられます。ほかにもバス停や地下鉄の階段でも売っていることもあるそうです。
公共の乗り物で通話できる
「韓国ではバスの中で通話しても問題ないから、日本の電車内で通話してたら周りの人から注意されて驚きました」（30代男性）
韓国では電車やバスの車内で通話している人を多く見かけますが、マナー違反ではないのでご安心を。逆に、飲食物の持ち込みに関しては韓国のほうが厳しいかもしれません。
電話はOKでも、ドリンクはNG
「バス内は密閉された状態でない限り、飲み物や食べ物の持ち込み一切禁止。例えばカフェでテイクアウトしたドリンクカップとかも、口元が空いてるからダメって乗車を断られることがあります」（10代女性）
交通機関の使い方は、どの国でも慣れるまで苦労するもの。周りの様子に合わせて、その国ならではのルールを知っていきましょう。
渡し箸はマナー違反じゃない
日々の健康には食生活も重要です。野菜をたくさん食べ、キムチなどの発酵食品で腸内環境を整えることが、韓国人の健康の秘訣かもしれません。そんな韓国の食事ですが、食事中のマナーは日本と異なる点がいくつかあるようです。
「韓国で『渡し箸』はマナー違反にならないですよ」と話すのは、韓国出身の30代男性。仕事の都合で日本に訪れた際に、転勤先の職場の日本人から渡し箸を注意されて驚いたのだそう。
「韓国では料理を取り分ける取り箸がないから、ひとつの鍋をそれぞれの箸でつつくのが普通。仕事で日本にいるときは、もちろん日本のマナーに沿っていますけどね」と、マナーの違いを教えてくれました。
