2023年が最高の夏に。秘密の花園「名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」

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2023/05/27

名古屋の観光名所「名古屋港水族館」のほど近くに、美しい庭園があるのをご存じですか?

名古屋の秘密の花園というべき美しい庭園「名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」は、お花好き、ガーデニングならぜひ訪れたい場所です。今回は名古屋の隠れた花園をご紹介しましょう!

「名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」とは?

image by:円周率3パーセント, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

「名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」(以下・ブルーボネット)は名古屋市の南、名古屋港のすぐ隣にあるフラワーガーデンです。

名古屋港周辺は、「名古屋港水族館」や「レゴランド・ジャパン・リゾート」がある名古屋市きっての観光地。華やかなアミューズメントパークの側に、昔からひっそり佇む癒しのフラワーガーデンなんです。

約600種類、およそ5万株ものお花が見られるブルーボネットですが、実は2023年がとりあえずのラストイヤー。

2002年にオープンしたブルーボネットは改装工事が行われる予定で、リニューアルオープンは2025年を予定しています。長期のお休みとなってしまうため、今年ぜひ訪れたい場所なんです。

「ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」の見どころ

続いて、ブルーボネットの見どころをご紹介します。癒しの庭園をゆったりと散策しながら、ヨーロッパの庭園に来たかのような素敵な時間を過ごしましょう。

1.ガーデンの数がなんと23も!

image by:photoAC

約5万平方メートル、名古屋ドームおよそ1個半ほどの広さを持つブルーボネットには、23種類の庭園があります。

ワイルドフラワーの里、メドウガーデン、コテージガーデン、花の谷などテーマにぴったりの名前を冠したガーデンはどれも美しくとても素敵!


23のガーデンはどれも洗練された雰囲気でありながらも、ブルーボネットの持つ「自然さ」が共通していてナチュラルにできた花畑のよう。

きっちり作られた完璧なガーデンも美しいですが、自然に近いのありのままの姿が見られるガーデンが集まっています。

2.美しい花畑「ワイルドフラワーの丘」

image by:photoAC

23の庭園のなかでも、「ワイルドフラワーの丘」は絶対に外せない場所です。

敷地内のもっとも奥にあるワイルドフラワーの丘は、季節の花々が次々と開花するお花のリレーが見られる場所です。およそ1820平方メートルの広さの丘で、小道の先には白い東屋が佇んでいます。

春になると淡いブルーのネモフィラが一面に咲き誇る絶景が見られますよ。ネモフィラのブルーのなか、ところどころ黄色い花を咲かせているのはタンポポによく似た、ラステニアです。

芝生の緑、ネモフィラの青、ラステニアの黄色のグラデーションが美しい丘はとっても素敵な自然の絶景です。

3.ガーデナーたちの「モデルガーデン」がかわいい

image by:photoAC

ブルーボネットではテーマに分かれたガーデンのほかに、世界的に有名なガーデナーの手によってデザインされたガーデンが見られます。

ガーデニングの本場イギリスで活躍されているガーデナーたちにやるスタイリッシュな「クール・ブリタニア」や、童話に登場するお庭のイメージそのままの「ちょっと懐かしい木漏れ日の庭」。

さらに立体的に刈り込まれた木々が集まる「トピアリーガーデン」、くつろぎの庭をイメージした「ファミリーガーデン」など素敵なお庭が目白押し!

あちこちに散りばめられたガーデニングのアイデアに、お庭を作りにチャレンジしたい欲が湧き上がること間違いなしです。

4.「フラワーリング」で思い出の写真を

海をのぞむ場所に作られているのが「フラワーリング」です。その名の通り、さまざまなお花で作られた大きなリングはとてもロマンティック。フォトスポットにもなっています。

リングのてっぺんには鐘が飾られており、園内にいると時折鐘の音が聞こえてきます。フラワーリングは季節のお花で作られており、年に何度かお色直しをするのだとか。

5.海を見ながら一休み

image by:Bariston, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

ブルーボネットの中心となるのが、ガラス張りの「サニーハウス」です。

ヨットの帆やカモメの羽をイメージした曲線の美しい建物は、展望ギャラリーが設けられており、ここから海を眺めることができますよ。

2階に上がるとテーブルやイスも用意されており、休憩するのにぴったり。天気の良い日は外のテラスに座って海を眺めながら一休みするのもおすすめです。

どの季節に訪れるのがおすすめ?

image by:photoAC

どうせ訪れるのなら、もっとも美しいガーデンが見られる季節を選びたいですよね。ブルーボネットがお花で満たされるのは、毎年5月ごろから

5月からは同所のシンボルともいえるお花、その名もブルーボネットが咲きほこります。青紫の花を咲かせるブルーボネットは、アメリカ原産のお花。空に向かってまっすぐに咲く様子は美しくもあり、ダイナミックでもあります。

ほかにもデルフィニウム、ホメリア、ムギナデシコなどが庭園を彩ります。


名古屋からのアクセス・駐車場は?

image by:photoAC

海が見える美しいガーデンのブルーボネットは、名古屋からのアクセスも抜群。公共交通機関や車ですぐにたどり着くことができます。

名古屋の中心、栄からは車で約30分ほどの道のりです。高速道路を使えば約20分程度で到着できますよ。公共交通機関を利用する場合は、「金山駅」から直通のバスが出ているのを利用すると良いでしょう。

土日祝日のみとなりますが、水上バスでのアクセスするのも旅気分を盛り上げてくれます。

水上バスを利用する場合は名古屋市営地下鉄名港線「名古屋港」を下車、徒歩で約5分ほどの場所にある「ポートビル」よりブルーボネット行きの水上バスが出ています。

名古屋市内にあるにも関わらず、なんと駐車場は無料!200台以上のスペースが確保してあるので、名古屋市からのドライブ先としてもぴったりです。駐車できる台数が多いので、満車になってしまう心配もいりません。

ちなみに、ブルーボネットは入場料も大人300円ととてもお得な施設なんですよ。

庭園と海を一度に楽しめる「名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」は、2023年が一旦のラストイヤーです。

改装前の最後の一年、ぜひ雰囲気抜群のブルーボネットへお散歩に出かけてみませんか。

  • 名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット
  • 愛知県名古屋市港区潮見町42
  • 大人300円/65歳以上200円/小中学生150円
  • 2023年12月24日(日)まで(リニューアルオープンは2025年4月中旬予定)
  • 公式サイト
  • image by:photoAC
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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元々インドア派だったはずが『恋する惑星』でウォン・カーウァイにハマり、初めての一人旅は上海へ。カメラ片手にどこへでも行くアクティブ旅女子になりました。現在は大学院に通いつつフリーライターとして、旅・アート・美容・ファッションをメインに活動しています。

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