トンネルを抜けると別天地…天王山の南麓にある美しい洋館「アサヒグループ大山崎山荘美術館」

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2023/08/25

さまざまな表情を見せる5,500坪の庭を散策

庭へ出てみましょう。約5,500坪もある庭園には池や石橋、東屋が配され、さまざまな表情を見せてくれますし、芝生の庭にはバリー・フラナガン「ボールをつかむ鉤爪(かぎづめ)の上の野兎」も示されています。

また、春の桜や秋の紅葉をはじめ四季折々の植物が植えられています。草花には名前を書いたプレートがかけられているので、観察しながら歩くのも楽しそうです。

ところで入口のトンネル近くに夏目漱石の「宝寺の隣に住んで櫻哉」の句が彫られた碑があったのですが、これは1915(大正4)年4月に加賀氏の招きにより漱石が山荘を訪問した際、その礼状に添えられていた句なのだとか。

当時、山荘には「憩いの桜」という見事な桜があり、その桜に魅了されたのではといわれています。

あの名品がミュージアムグッズに!

さて、今回の館名変更と共にミュージアムグッズもリニューアルされました。とっても素敵なので、その一部をご紹介します。

左は《睡蓮》やモディリアーニの作品のマグネット。右は、キーホルダーと部屋に飾りたいミニチュアキャンバス。マグネットとキーホルダーはプレゼントにもぴったりです。

こちらは民藝作品のマグネットとポストカード。ポストカードは生成り色の地に印刷され、デザインも美しく部屋に飾るのにもおすすめ。そのほか、まだまだ素敵なグッズがあったので、ぜひ訪れた時にチェックしてくださいね。

■■INFORMATION■■

アサヒグループ大山崎山荘美術館
住所:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
TEL:075-957-3123(総合案内) 
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜(祝日の場合は開館、翌火曜休み)/年末年始/臨時休館あり
料金:一般 企画展ごとに異なります /高・大学生500円/中学生以下無料


【開催中の企画展】

受贈記念:没後10年 舩木倭帆展
~2023年12月3日(日)
2021年2月、舩木倭帆作品105点の寄贈を受けたことを記念し、花瓶、皿、鉢、グラス、茶碗と舩木が生涯手がけた「暮らしのなかで活躍するうつわ」を展示する企画展です。

デザインから仕上げまで一貫制作の手仕事によって生みだされたうつわはいずれも、ガラスという素材でありながら、やわらかな温もりと用にかなう堅牢さをあわせもちます。

舩木の没後10年を迎える節目の年に、現在もなお私たちを魅了しつづける舩木倭帆作品の数々を紹介します。

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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