心地よい読書空間を突き詰めたらこうなりました。奈良のブックカフェ「書院」

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2024/02/16

悠久の歴史を重ねてきた背景と、静かで落ち着いた時が流れる場所として人気を集めている奈良県。観光名所が多い土地だけあって、神社仏閣と共に洗練されたレストランやカフェも点在しています。

そんな奈良県を舞台に、グランドオープンを迎えたばかりの「書院」に注目。10万冊にのぼる所蔵数を誇る「読書を純粋に愉しめる空間」であると共に、こだわりのドリンクを味わえる新スポットについて、気になる詳細をチェックしてみましょう。

10万冊の蔵書を、異なる4タイプの席でじっくりと読みふける極上のひととき

image by:PR TIMES

奈良観光の中心として、多くの人が行き交う近鉄奈良駅。そのほど近くにある啓林堂書店・奈良店の2階にブックカフェとして誕生した「書院」。2023年12月のグランドオープン以来、本に集中できる新たなスポットとして人気を伸ばしています。

テクノロジーの発達に伴って、紙の本も次々とデジタル化されていく昨今。あえて本を手に取り、落ち着いたスペースで読書するという時間そのものが贅沢なものとなりつつある中、心を落ち着けてその時間を楽しむことができる環境が整えられています。

image by:PR TIMES

ブランドコンセプトには「頭と心、動く。」を掲げ、本と静かに過ごしながら言葉を綴る場所を呼ぶ名称であった「書院」を店舗の名前として採用。雑音の多い日常から、本とじっくりと向き合って思考と心を動かしてゆくための空間作りが行われています。

「書き順」を表現したロゴは、文字を書く時間の流れを感じさせ、本を読む時間の流れともリンクする印象的な仕上がりに。読書をする際、目に飛び込んでくるひとつずつの文字を連想させるシックなフォントとなっています。

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内蔵書数は驚きの10万冊。1階・啓林堂書店のスタッフが書院のコンセプトに基づいて実際に読み、「心が動かされた」という本がズラリとセレクトされています。実際に心が動かされた作品を集めることで、より選び抜かれた本で棚作りが行われているのが魅力。

とっておきの本を手に取り、読書に集中できる空間は「心地よい読書体験」をベースにデザインされているもの。心地良い日差しが入る大きな窓を設け、「縦勝ち障子」を設置することで光の拡散が起き、作品へ没入する時間を邪魔しない明るさを作り出しています。

お店のロゴにも通づるデザインの縦勝ち障子と、天井に作られた格子の天蓋も相性抜群。天蓋には視線と姿勢を落ち着かせる効果もあるといい、足を踏み入れるだけで読書に適した体の動きが促されている造りとなっています。


image by:PR TIMES

さらに、障子や天蓋と親和性の高い和のテイストで作られた席空間の数々にも注目。「籠」「書」「読」「囲」の4タイプが完備され、それぞれにテイストが違う読書スペースに仕上げられているため、自分にしっくり来る席を選ぶ楽しみも。

歴史の世界にタイムスリップしたような「」は、すっぽりと包まれるプライベート空間の「おこもり席」。仕切りがなく、広々とした「」は電源が用意されているため、作業にも適した席に。

両サイドに仕切りがあり、周囲の動きや視線をシャットアウトできる「」は、その名の通り読書に最も適しているといえる「ブース席」。そして、数名でテーブルにつくことができる「」は、同じひとときを共有できる魅力があります。

事前にオンライン予約をすることも可能なため、足を運ぶたびに自分だけのお気に入りの席へ座ることも可能。荷物が多い時は利用時用分で預けることのできるロッカーもあり、もちろん無料Wi-Fiも用意されているため、長居してしまうこと間違いなしといえそうです。

image by:PR TIMES

席が決まったら、書院こだわりのドリンクもチェック。本拠地が奈良の「路珈珈(ロクメイコーヒー)」と独自のコラボレーションが行われ、書院のみで味わうことができる特別なコーヒーブレンド「書院ブレンド」が用意されています。

奈良ブランドにこだわって開発が行われた書院ブレンドは、奈良の持つ歴史と文化を感じさせる深みと香りに優れた仕上がりに。ナッツのような旨味とチョコレートのような余韻で、本を読む時間を邪魔せず、より没入感を高める味わいとなっています。

開発されたブレンドを絶品に仕上げるためのマシンも、選び抜かれたコーヒーマシン「TONE」が導入されています。最先端の仕様でトップクラスのバリスタが持つ技術を再現し、書院ブレンドの持つ味わいを極限まで引き出しています。

書院ブレンドコーヒーの他にも紅茶やさまざまなソフトドリンクが用意されており、利用時間内であれば飲み放題のフリードリンク制となっているのも嬉しいポイント。本を読み終えるまで、存分に喉を潤すことができます。

気になるお値段は、1時間利用で800円、1日フリーで2,000円(共に税込)と非常にリーズナブル。さらに、気に入った本を購入すると1冊につき100円のキャッシュバックも行われるというサービスも。

一部対象外の本を除き、1階の書店スペースを含めて本の閲覧も可能なため、欲しい本が決まり購入を決意している時は、書院でドリンクと共に読書を楽しみ、購入して帰るというのも、非常にコスパに優れた過ごし方かもしれません。

読書を通じて、ただ読むだけでなく「自分と向き合う」という体験の場を作り出している「書院」。デジタルではなく、紙に触れて堪能するからこその豊かさを実感できる空間へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • 書院
  • 奈良県奈良市西御門町1-1
  • 0742-20-8001
  • 奈良駅
  • 1時間800円(税込)/1日パック2,000円(税込)
  • 10:00〜20:00
  • ホームページ
  • source:PR TIMES
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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