日本大好き「海外セレブ」は日本旅行でどこに行くのか?テック界の巨匠が訪れた意外な場所
スティーブ・ジョブズ
次は、ご存じスティーブ・ジョブズさん。米アップル社を創業した1人で、フルCG映画『トイ・ストーリー』などで有名な米ピクサー社を設立した人でもあります。
アップル社を一度は離れるものの復帰後に『iMac』『iPod』『iPhone』『iPad』などを次々と成功させ、2011(平成23)年に残念ながら若くして亡くなりました。
このスティーブ・ジョブズさんが、座禅を実践しているという話は比較的有名ではないでしょうか。スティーブ・ジョブズさんは、アメリカに禅を広めた功労者の1人、鈴木俊隆さんが記した『禅マインド ビギナーズ・マインド』を愛読し、乙川弘文という型破りな禅僧に30年間師事したそうです。
それだけ禅に傾倒していたスティーブ・ジョブズさんですから、日本旅行の際には禅寺に訪れるケースも少なくなかったのだとか。
例えば、京都滞在の際には、臨済宗のお寺である龍安寺に繰り返し訪れ、有名な石庭を眺めたとさまざまなメディアが紹介しています。
曹洞宗の大本山の1つである福井県の永平寺へ「行きたい」と、馴染みのタクシードライバーに相談した話も残っています。臨済宗も、曹洞宗も、座禅の目的こそ違うものの座禅が、とても重大な意味を持つ宗派です。
『禅マインド ビギナーズ・マインド』をかばんに忍ばせながら、京都や福井へ旅行し、スティーブ・ジョブズさんの見た世界を追体験する旅もいいかもしれませんね。
いま読まれてます