伝統を次世代へ。水戸で生まれた「すずも提灯」が世界に賞賛されるワケ
男爵頭像、婦人頭像といった彫刻のような提灯や、松、梅、雲、木など自然をモチーフにした提灯、そして、とり、きのこ、しずくと身近な自然を題材にした提灯までさまざまなビジュアルは見ているだけでワクワクします。
世界からも注目される照明器具に
すずも提灯がはじめてお披露目されたのは2009年、水戸市にて。その後、東京の百貨店やパリのインテリアショップにも出展し、多くの注目を集めてきました。
3つあるすずも提灯シリーズの中でも、ビジュアルアーティスト、ミック・イタヤ氏が手掛けるMICシリーズ2種と、酒瓶をリアルに再現した瓶型提灯は「人種や国籍を超えた普遍性がある希望の光をデザインしている」との評価からグッドデザイン賞を受賞するなど、伝統工芸の枠を超えて、世界に大きく羽ばたいています。
最新技術を取り入れながらも、従来の提灯が持つ、小さく畳めて持ち運びや収納もしやすい、そして和紙から透ける明かりのやさしさや暖かさを大切にしたすずも提灯。ユニークでかわいい形と、ほのかな明かりに癒される方も多いのでは。
1月29日(金)から2月2日(火)にかけて、京都市内で「すずも提灯展」も開催されます。お近くの方はぜひ独創的かつ革新的な提灯を直にご覧ください。
公式サイト: http://www.suzumo.com/
すずも提灯展
会場: 空・鍵屋 (SPACE KAGIYA)
住所: 京都府京都市東山区祇園町南側花町570-107
会期: 2016年1月29日(金)〜2月2日(火)
時間: 10時〜18時(最終日は16時まで)
サイト: http://www.kagizen.co.jp/store/
- source:鈴木茂兵衛商店
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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