何も展示されていない?池袋に「化けの達人」が勢ぞろい
池袋の人気観光スポット、「サンシャイン水族館」。シーズンごとでさまざまな特別展示を行い注目を集めていますが、今回、来場者数10万人を突破した「化ケモノ(ばけもの)展」が、2019年2月11日(月・祝)まで期間延長となりました。
この機会に訪れておきたい、大人気の「化ケモノ(ばけもの)展」をご紹介します。
サンシャイン水族館が認定した、「化けの達人」たち
「化け」とは擬態する・成長すると色や模様が変わることを指しています。この化けレベルが高い生き物となると、近くに寄っても発見するのが困難なほど。そんな「化けの達人」の生き物たちをテーマにしたのが「化ケモノ(ばけもの)展」です。
敵から身を守る為に、体を細くし、木の枝に擬態化するフクロウ「アフリカオオコノハズク」や、幼魚から成魚へ成長するにつれ模様が変化していく魚「タテジマキンチャクダイ」、全身茶褐色に変色させ、枯れ葉のように振る舞うカエル「ミツヅノコノハガエル」などが展示されています。
会場内では実際に化け中の生き物探しができるようになっており、さらに水族館オリジナルの擬態レベルを以下のように設定することにより、大人も子どもも楽しく観察することができます。
擬態レベル
Lv.5 (神) よく見ても、わからない
Lv.4 (達人 )よく見ないとわからない
Lv.3 (名人) 近づくとわかる
Lv.2 (プロ) 似ている
Lv.1 (アマチュア) 似せようとしている
なかには擬態レベルが高すぎて、来場者になかなか見つけてもらえない生物もいるんだとか。それでは実際に「どこにいるのかわからない!」との声が続出した生き物をご紹介します。
擬態レベル Lv.5神「コノハムシの仲間」
ジメジメとした熱帯雨林に生息し、日中は捕食生物から身を隠すために、葉の裏に擬態している「コノハムシの仲間」。夜になると活発的に動き出しますが、展示されている日中はジッと葉に擬態しているため、探し出すのが困難です。
擬態レベル Lv.3名人→Lv.5神へ昇格した「ヒラメ」
「どこにいるか分からない、見つからない」との声が多くあがり、ついに神レベルに昇格したのがこちらの「ヒラメ」です。砂地に生息しているヒラメは、体内の色素細胞を利用し、背景に合わせた色に体を変化させる擬態の達人です。
砂地に反射する光の量を感知し、色素細胞を集合・拡散、色・模様を作り出しているそう。水そうのなかで見ると、本当に見つかりません…。
美味しくて騙される「カナロア カフェ」新メニューも登場
今回の展示テーマにあわせ、水族館内の「カナロア カフェ」でも、「ほぼカニ・ほぼホタテ」などで話題を呼んだカネテツデリカフーズ株式会社の「ほぼシリーズ」とコラボし、新メニューを販売しました。
「ほぼタラバガニパン」(648円)は、下味にオーロラソースを使用し、クリームチーズとほぼタラバガニ、スプラウトを入れた、マイルドかつ濃厚な味のサンドイッチ。ほぼタラバガニのリアルな食感・風味を生かしています。
このほかにも、キノコとエビ、ほぼホタテが入った「和風ほぼホタテパスタ」(864円)もあり、食でも思う存分擬態を楽しめますよ。
ショップ「アクアポケット」では、特別展限定商品も取りそろえています。アフリカオオコノハズクの缶バッチは擬態前、擬態後、威嚇の3種類を表現。かわいらしいタッチで、思わずほしくなってしまいますね。
今回紹介した以外にも、擬態レベルが高い生物がまだまだたくさん。子どもも大人も真剣に楽しめるサンシャイン水族館へ、不思議な生き物に会いに行ってみてはいかがでしょうか。
- 化ケモノ(ばけもの)展
- 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャイン水族館
- 03-3989-3466
- 池袋
- 大人(高校生以上)2,200円、子ども1,200円、幼児(4才以上)700円
- 開催期間:~2019年2月11日(月・祝)
- 10:00~18:00 ※詳細はHP
- http://www.sunshinecity.co.jp/
source:PR TIMES
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