祭りの季節がやってきた。外国人が注目する日本の「屋台グルメ」
6月に入り、夏ももうすぐそこ。日本の夏の風物詩といえば、花火や夏祭りなどがありますが、やっぱり欠かせないのが屋台グルメではないでしょうか。
無性に食べたくなるたこ焼きに、暑さを忘れさせてくれるかき氷などなど。最近では海外からの旅行者も、日本の伝統や文化を満喫できる花火や夏祭りを目当てに訪れることも多いようです。
では海外の方にはどんな屋台グルメが人気なのでしょうか?
今回、夏祭りには欠かせない屋台グルメについて、訪日外国人向け観光情報サービス「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYO」が独自に調査を行い、その結果を発表しましたので、さっそくご紹介していきます!
人気ランキングトップは、「たこ焼き」!
屋台グルメで断トツで人気なのが、日本屋台の定番とも言える「たこ焼き」です。価格もリーズナブルで、一つひとつ食べやすくシェアもしやすいのが人気の理由。また、ソース・マヨネーズ・たこの組み合わせが最高という声も。
また、2位にはこちらも屋台の定番である「焼きそば」がランクインしています。
どちらも日本の屋台グルメの大定番で、屋台で食べると普段よりも一層美味しく感じるのが不思議ですよね。そして、海外の人にも、日本の代表的な調味料である「ソース味」は好まれているのですね。
苦手な屋台グルメは「イカ焼き」
「たこ焼き」は大人気ですが、どうやら「イカ焼き」は打って変わって不人気という結果に。イカの姿そのままで焼かれていて、独特の磯香りなどは苦手な人が多いようです。
日本人にはあの匂いがたまらず食べたくなってしまいますが、海外ではそのまま焼いて食べるという文化が少ないので抵抗がある人も多いのでしょうか。
特に欧米人はイカやたこが苦手という人が多いようで、一部にはたこ焼きにも抵抗がある人がいるみたいですね。
人気の屋台スイーツは見た目も大事!
屋台スイーツ部門での人気No.1は、「チョコバナナ」でした。チョコレートコーティングはピンクやホワイトなどもあり、カラフルなチョコスプレーが見た目にも可愛いチョコバナナですよね。
アンケートを実施した外国人のうち8割以上がチョコバナナを食べたことがあり、「好き」と回答しているという結果に。チョコとバナナというシンプルな組み合わせは外れのない味ですよね。
かき氷部門は、日本の味「抹茶」
かき氷の味で人気があったのは、「抹茶味」。やはり日本を感じることができる抹茶は、外国人からは支持が高いようです。お土産などでも抹茶を購入する人が多いので、日本観光では欠かせない味なのかもしれません。
逆に不人気なのは、「イチゴ味」。日本人だとかき氷の定番の味といえばイチゴという人も多いのではないでしょうか。
海外の人には、人工的な味や色があまり好まれないという結果に。色鮮やかさもあまり食欲が湧かない印象を与えているのかも。
どれも日本の屋台では大定番のものばかりですが、イカ焼きやイチゴ味のかき氷が好まれないというのは意外ですよね。
だけど外国人の方も屋台が出ていたらついつい買いたくなってしまうという人が多いようです。
これから夏に向けて、観光客がますます増えて行くと思いますが、もし案内する機会があれば参考にしてみてはいかがでしょうか。
source:PR TIMES
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