朱色に目を奪われる。西日本の神社にある美しき「千本鳥居」8選
朱色の鳥居が並ぶ神秘的な「千本鳥居」は、日本でしか見れない光景といっても過言ではありません。その美しい風景を見に、海外から訪れる観光客も少なくないのだとか。
そこで今回は西日本の有名な神社から海を見渡せる神社まで、神々しい「千本鳥居スポット」をご紹介します。
伏見稲荷大社/京都府京都市
千本鳥居といえば京都の「伏見稲荷大社」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。同社は創建から約1300年、全国に3万社あるという「お稲荷さん」の総本宮です。
本殿裏の千本鳥居は2列に並んでおり、朱色の鮮やかさは総本宮の名にふさわしい趣きを感じますね。
太鼓谷稲成神社/島根県鹿足郡津和野町
島根県にある「太鼓谷稲成(たいこだにいなり)神社」は日本五大稲荷のひとつです。263段の石段に約1,000基の鳥居が並ぶ光景はまさに壮観。
同社の名称が「稲荷」ではなく「稲成」なのは、神社を創建した津和野藩主の亀井矩貞が、ものごとが「成就」するようにとの願いを込めたからこの社名なのだとか。
福徳稲荷神社/山口県下関市
九州と本州を結ぶ関門海峡でおなじみの山口県下関市。その同市の豊浦町にある「福徳(ふくとく)稲荷神社」は、海に面した神社で本殿からは日本海の絶景を望めます。
千本鳥居をくぐり終えると、瀬戸内海を見下ろす高台にたどり着きます。そこからは世界的ピアニストのコルトーが愛した「孤留島(こるとう)」も見えることも。
特に夕暮れどきになると瀬戸内海のサンセットビューと鳥居が荘厳な雰囲気を醸し出しているので絶景を堪能することができますよ。
元乃隅稲成神社/山口県長門市
山口県長門市にある「元乃隅(もとのすみ)神社」では、日本海をバックに123基もの千本鳥居がずらりと並んでいます。
その圧巻な光景を見るために世界中から多くの観光客が訪れており、フォトジェニックな千本鳥居としても知られています。海の青と鳥居の朱のコントラストが絶妙な美しさ。
また高さ約6mの大鳥居の上には賽銭箱があり、それに賽銭が入れば願いが叶うとか。参拝の際はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。