朱色に目を奪われる。西日本の神社にある美しき「千本鳥居」8選
扇森稲荷神社/大分県竹田市
大分県竹田市にある「扇森(おうぎもり)稲荷神社」は、九州三大稲荷のひとつで、17mの大鳥居があることでも知られている神社です。通称「こうとうさま」と呼ばれ、古くから地元で親しまれてきました。
参道には朱色の千本鳥居が立ち並んでいます。参道を進んでいくと鳥居の間から差し込む光がとても幻想的。登ったあと、石段の上からは美しい景色を一望することもできますよ。
宝満宮 竈門神社/福岡県太宰府市
「宝満宮 竈門(かまど)神社」では春には桜、夏には新緑、秋には紅葉と、四季折々の風情を堪能できます。
同社の千本鳥居はすこし小ぶりですが、「縁結び」の神社として若い女性を中心に話題を集めています。境内の「幸福の木」に、思いをつづったこよりを結んで祈れば、思いが叶うのだとか。
祐徳稲荷神社/佐賀県鹿島市
「祐徳(ゆうとく)稲荷神社」では本殿から裏山の頂上にある「奥の院」まで続く千本鳥居が特徴的です。鳥居の朱色がほどよく古びて荘厳な雰囲気で、神々しさを感じられます。
境内は花どころ。冬の牡丹、春のフジやツツジ、夏の朝顔、秋のコスモスに菊と、まさに百花繚乱の趣きを感じられる神社です。
青井阿蘇神社/熊本県人吉市
熊本県人吉市にある「青井阿蘇(あおいあそ)神社」は、創建806年といわれる古社です。本殿脇に並ぶ鳥居は45基と数は少なめですが、シンプルな形がかえって神秘さをかきたてます。
本殿や拝殿は国宝指定の由緒ある建物。鳥居とあわせてぜひ訪れてみてください。
「神域への入り口」である千本鳥居を一目見ようと、わざわざ海外から訪れる方も少なくありません。西日本の各地に点在する神社の千本鳥居は日本ならではの趣を感じられる場所です。ぜひ旅先の参考にしてみてはいかがでしょうか。
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