世界に誇る日本最強の名城も。初心者におすすめの全国「​山城・平山城」ランキング【2019】

日本には、さまざまな文化や観光スポットがあります。それらのなかでも全国各地に点在し、それぞれ違った魅力を楽しめる最強の観光スポットといえば「お城」ではないでしょうか。

日本独自の建築技法で造られた雄大なお城は美しく、世界に誇る日本の観光資源です。

今回、日本のお城情報サイトである攻城団を運営する攻城団合同会社が「みんなのベストキャッスル〜城めぐり初心者の旅行先にオススメの全国お城ランキング〜」を発表しました。

早速、このランキングのなかから「山城・平山城」部門の初心者にオススメの全国のお城をご紹介いたします。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

第10位 丸亀城/香川県

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第10位には香川県丸亀市の「丸亀城」と熊本県熊本市の「熊本城」が同時ランクインしました。

「丸亀城」は、標高66メートルの亀山に建っている平山城で、「日本100名城」のひとつ。日本一高い石垣を持つ城としても有名です。この石垣は「扇の勾配」と呼ばれる江戸時代初期の最高の技術で建築されました。

また、城跡の全域は「亀山公園国」として国の史跡に指定されています。アクセスは、高松空港からJR丸亀駅まで約1時間15分ほど。

第10位 熊本城/熊本県

image by:663highland, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

熊本市にある「熊本城」は、戦国武将・加藤清正ゆかりの城です。櫓、城門、塀13棟は国の重要文化財に、城跡は「熊本城跡」として国の特別史跡に指定されています。天守は、西南戦争で焼失し、現在の天守は1960年に再建されたものです。

桜の名所としても知られており、「日本さくら名所100選」に選ばれています。残念ながら2016年の熊本地震で、石垣などが被災しましたが、現在修復中です。アクセスは、熊本駅から熊本城周遊バス「しろめぐりん」がでています。


第7位 苗木城/岐阜県

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第7位には、岐阜県中津市の「苗木城」、島根県松江市の「松江城」、滋賀県近江八幡市の「安土城」の3つが同時ランクインしました。

「苗木城」は、標高432メートルの城山にあった山城です。現在は本丸、二の丸、三の丸などの石垣や門跡、堀が残っており、国の史跡に指定されています。

石垣などに巨大な石が使われているのが特徴で、「続日本100名城」にも選定されています。アクセスは、JR中津川駅前より北恵那交通バス苗木・付知方面に約10分の「苗木」で下車。そこから徒歩で約20分ほどです。


第7位 松江城/島根県

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「松江城」は平山城で、城跡が国の史跡に指定されている名城です。「日本さくら名所100選」や「都市景観100選」にも選ばれています。

見どころは、なんといっても江戸時代初期に創られた天守がそのまま遺っていることです。この天守は国宝となっており、山陰地方の城で当時のものが遺っているのは、ここだけです。アクセスは、JR西日本の一畑電車の松江しんじ湖温泉駅が最寄り駅です。

第7位 安土城/滋賀県

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「安土城」は、琵琶湖のほとりの安土山にあった山城です。織田信長によって建築された城として有名で、現在は城址しか遺っていませんが、国の特別史跡となっています。

織田信長の居城であった当時、日本にいたポルトガル人の宣教師ルイス・フロイスによると、西洋の城よりも美しく、壮大で金箔などを使った豪華な建造物だったそう。アクセスは、JR琵琶湖線の安土駅で下車して徒歩で約20分です。

第6位 高取城/奈良県

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第6位には、奈良県高市郡高取町にあった山城「高取城」がランクインしました。標高583メートルの高取山の山上あった山城です。

国の史跡に指定されており、その広さはなんと城郭全域の総面積は約6万平方メートル。周囲は約30キロメートルにおよびます。

このため岡山県の備中松山城、岐阜県の岩村城とともに「日本三大山城」のひとつとされています。アクセスは、近鉄電車吉野線の壺阪山駅から奈良交通バスに乗り、壺阪寺前で下車し、そこから徒歩で約50分です。

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