ムンクの叫びも外出自粛中?自宅で楽しむ「オスロ国立美術館」の名画たち
「オスロ国立美術館」は、ノルウェーの首都オスロにある美術館です。常設展では1800年〜1900年代にかけてのノルウェー美術をメインに、近代美術の巨匠たちの名作や世界各国の芸術家の作品を展示。
見どころはなんといってもエドヴァルド・ムンクの「叫び」をはじめとした、数々の名作に触れることができます。
オスロ国立美術館に所蔵されているムンク作品
オスロ国立美術館は、リニューアルオープンを控えて2019年1月より閉館中。2021年にオスロ市庁舎近くに移転し、「新国立美術館(The New National Museum)」として生まれ変わります。
しかし残念なことに、新館がオープンするまで「叫び」を一般公開する予定はないのだそう。リニューアルオープンは楽しみですが、しばらく観る機会がないのは少し寂しいですよね。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「叫び」に描かれた人がいなくなってしまいました…。
Vaer solidarisk. Hold deg hjemme Show solidarity. Stay home.
Edvard Munch, Skrik (redigert)/“The Scream“(edited), 1893. #StayHome pic.twitter.com/yFAlloWXy8nasjonalmuseet (@nasjonalmuseet) March 20, 2020
こちらはオスロ美術館が「叫び」を編集した画像です。外出はせずに、自宅で過ごしていることを伝えているのですね。
そこで今回は、自宅でも海外の有名作品を鑑賞して美術館気分が味わえるよう、ムンクの作品をメインにオスロ美術館に展示されている作品をいくつか紹介していきます。
エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)
なお、同じオスロ市内にある「ムンク美術館(Munch Museum)」も、新型コロナウイルスの影響を受けて2020年3月11日より臨時休館中の模様。
ですが、休館中もライブストリーミングによる鑑賞ガイドツアーをおこなうなど、新たな試みを実施しているようです。
配信内容はもちろん「ムンク」の作品解説や歴史がメイン。ガイドツアーは館内からFacebookでリアルタイムに配信されるので、コメントを介して配信スタッフとコミニュケーションをとることもできるのだそう。
画面越しには伝わらないコアな質問を投げかけてみてもいいかもしれませんね。今後の配信情報もFacebookからチェックできますよ。