いま、最も地元民から愛されている「都道府県」はどこ?【2020】
日本を構成する47都道府県。さまざまな場所にさまざまな理由で暮らす人たちがいるなか、最も「愛されている」都道府県はいったいどこなのでしょうか。
この度、株式会社ブランド総合研究所が「幸福度」「生活満足度」「満足度」「定住意欲度」などを総合した「地域の持続性」を計る「第2回都道府県SDGs調査2020」を実施しました。
この調査でわかったのは、その土地への「愛着度」です。全都道府県より約340人・計1万5991人が答えた「愛され都道府県」はどこなのか、早速チェックしてみましょう。
新型コロナウイルスの影響は「愛着度」にあらわれるのか?
第5位 長野県
「(今住んでいる土地へ)愛着がありますか?」という質問では、5位は「しあわせ信州」をキャッチフレーズに掲げている「長野県」が獲得。11位から5位への大きなジャンプアップとなりました。
内陸地ならではの日本アルプスをはじめとした山々や温泉など、自然の豊かさに惚れ込んで移住する人も多くなっている長野県。
ウィンタースポーツが盛んになるこれからの季節には、ますます訪れる人も増えていきそうです。
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第4位 岩手県
4位にランクインしたのは、昨年36位から衝撃のトップ10入りを果たした「岩手県」です。この理由は、2020年に突入して巻き起こった新型コロナウイルスの流行時、全国の中で唯一「感染者0」を維持したことにありそうです。
47都道府県の全域で外出自粛が促され、日々の安心感が大きく低下してしまったなかで「感染者0」という言葉が放つ力は大きいもの。
それに伴って、改めて自分自身が住んでいる土地の良さを再確認した人も続出したと推測されます。
第3位 福岡県
3位にランクインしたのは、こちらも昨年6位からランクアップとなった「福岡県」。九州の玄関口ともいえる福岡空港や博多港を要し、大都市でありながら自然も多いところは、住んだばかりの人も長く暮らした人も愛着が大きく湧くようです。
暮らしにおいて大きな要素となる食においても独自のグルメ文化が充実していることから、福岡の人気が高くなるのも頷ける部分。その味にすっかり心奪われてしまう人も多いのではないでしょうか。