「乾杯マスク」ってなんぞ?着けたまま飲める魔法のアイテムが爆誕
新型コロナウイルスの流行により、なくてはならない必須アイテムとなった「マスク」。
いまでは外出時のエチケットとして当たり前の存在ですが、息苦しさやメイク崩れ、気軽に飲みものを飲めないなど、不都合な点にストレスを感じているかたも多いのではないでしょうか。
そんなストレスをひとつでも解消しようと登場したのが、その名も「マスクチェンジャー」。
別名「乾杯マスク」というこのアイテムは、マスクをしたままドリンクも飲めるという画期的な発明です。日本初となるこの試みについて、気になる詳細をご紹介します。
マスクを着けたまま飲める魔法のアイテムが登場
今回の「マスクチェンジャー」は、大阪大学大学院工学研究科・宮本裕司工学博士と、株式会社適正地盤構造設計・大山雅充氏の共同開発によるもの。マスクを浮かせることにより、空間を作り出す仕組みとなっています。
マスクチェンジャーの素晴らしい点は、浮かせたマスクを顔に向かって押すとすぐに元通りになるということ。
場面に応じて隙間を作ったり、隙間をなくして通常のマスクにしたりと、必要なときにだけ簡単にスイッチできるという、とても考えられた製品です。
つける位置により3パターンに変化!
マスクチェンジャーをつける位置によっては「息楽モード」「フェイスシールドモード」「マウスシールドモード」と3パターンの変化が可能。
「息楽モード」はマスク下側、アゴ付近に設置することで屋外での作業や飲みものをストローで飲む際にぴったり。
「フェイスシールドモード」はマスク上側の鼻付近に設置、「マウスシールドモード」はさらに口付近のみを覆うため、どちらも食べものを食べさせてあげる介護の現場などで役立ちます。
隙間を作る際もマスクの両サイドは顔についたままのため、効果的に隙間を作られ飛沫防止などマスクをしている安心感はそのままに「とにかく息が楽」になるというのが最大のメリット。
マスクをすることで発生していた息苦しさをはじめ、メガネも曇らなくなったり、唇につかないことでリップや口紅がマスクについてしまうことも解消されるという、一度は試してみたい逸品に仕上がっています。
「主に建設業や製造業の現場作業員、学生向けに開発しました」というメッセージからも想像できる通り、建設時の屋内外での作業時や、学校での勉強中もマスクをしなければならないとき、マスクチェンジャーで隙間を作るだけで相当なストレス軽減になると考えられます。
「Go To Eatキャンペーン」のスタートにより多くの人に飲食の機会が増えることが考えられますが、食事時以外はマスクを着け続けることが推奨されているのが現状。マスクのつけ外しを気にすることなくストローで飲みものが飲めるだけでも、かなり面倒さが減るものです。
このことから、マスクチェンジャー需要の可能性は、「Go To Eatキャンペーン」により一層拡大すると考えられています。
使い方も、市販の使い捨てマスクや立体マスクに取り付けるだけと非常に簡単。マスクチェンジャー開発はすでに特許出願済で、現在は量産体制を作るため、協力企業を募集しています。
ソーシャルディスタンスを守り、3密を避ける感染予防対策は続けなくてはならないものの、年末に向けて多めの人数で集まる場が徐々に増えていくのでは、と危惧されているのも現状。
マスクを外さなくても、もっとリラックスして息を楽に交流が楽しめるようになるかもしれない希望のアイテム、マスクチェンジャーを使って「乾杯マスク」を作り、交流や日常生活でのストレスを軽減してみてはいかがでしょうか。
- マスクチェンジャー
- 公式サイト
- 販売方法:未定/販売店:未定
- source:PR TIMES
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