やよい軒、CoCo壱、丸亀…外国人が惚れ込む日本の「グルメ」
世界にはさまざまなグルメがあり、その国ならではの料理は海外でも愛されていますよね。例えば日本では、イタリアンやフレンチ、台湾料理やタイ料理などは身近なグルメのひとつ。
逆も然りで、日本のグルメも海外諸国で浸透しており、日本食好きの外国人も珍しくありません。
そこで今回は、複数の外国人に「日本食」についてさまざまなお話を伺ってみました。「好きな日本食」や「好きなコンビニグルメ」、「苦手な日本食」など、早速ご紹介していきましょう。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
外国人の「好きな日本食」はなに?
まずは「好きな日本食」について聞いてみました。日本食といえば「お寿司」や「天ぷら」、「そば」や「うどん」など、定番にあげられるグルメがたくさんありますよね。
外国人の皆さんは、一体どんな日本のグルメにハマっているのでしょうか。
やっぱり「お寿司」はハズせない!/スイス出身etc…
まずは安定した人気を誇る「お寿司」について。スイス出身のかたいわく、母国では普通のスーパーでお寿司を買うことができるのだとか。
「寿司が大好きです。実はスイスには本格的な寿司屋もありますし、スーパーなどでも気軽に購入できるんです。もちろん日本で食べるよりも少し味は落ちますが、最近では昔よりも美味しい寿司を食べられるようになってきています」(スイス出身)
また、アメリカ出身のかたによると、英語で「SUSHI」で通じるくらい浸透した人気グルメだと教えてくれました。
「アメリカで『SUSHI』はとても人気だと思います。私が住んでいたカリフォルニアには、お寿司を出す日本料理屋さんがたくさんありました。あと、カリフォルニアロールがとても美味しいです。日本のお寿司とはかけ離れているけど、海苔巻きみたいになっていて食べやすくて大好き」(アメリカ出身)
無性に食べたくなる「ラーメン」/韓国出身
日本からほど近い、お隣の韓国といえば実はラーメン大国。なんとインスタントラーメン(即席麺)の年間消費量は1人あたり約70.9食。これは世界でみてもダントツ1位の消費量なのです(2015年時点)。
そんな韓国出身のかたが日本で1番好きなグルメは、なんと「ラーメン」と回答。
「日本のラーメンは美味すぎますね。僕は個人的に『家系ラーメン』と『二郎系ラーメン』が大好きです。韓国にいるころからインスタントラーメンは食べていましたが、日本にきて本格的なラーメンを食べてからは、どハマりしましたね。いつも無性に食べたくなるんです」(韓国出身)
「ご飯」が美味しい/インドネシア出身
続いては日本と同じ「お米」が主食のインドネシア出身のかたから。日本にきてから白米の美味しさに気づき、いまではおかずなしでも食べたくなるほど好きだと教えてくれました。
「日本はお米がとっても美味しいですよね。母国のインドネシアでは、どんぶりいっぱいのご飯に辛いおかずを一緒に食べるのが定番ですが、日本のご飯は小さな茶碗一杯だけでも満足度が高いです。食べ応えもあるし、おかずなしで食べても美味しい」(インドネシア出身)
ちなみにインドネシアのお米の年間消費量は日本人のなんと3倍以上。食べ方も日本とほぼ同じで、おかずと一緒に白米を食べるそうですよ。
好みの焼き加減にできる「焼肉」/ベルギー出身
日本といえば「お寿司」や「お刺身」などの魚料理のイメージが強くありますが、お肉の存在も忘れてはいけません。とくに「焼肉」に関しては複数の外国人のかたが大好物とコメントしていました。
なかでもベルギー出身のかたによると、日本と母国での「お肉の食べ方」の違いに驚いたことがあるそう。
「私が好きな日本食はダントツで『焼肉』です!ベルギーでは家族や友人で集まって自宅でバーベキューなどをする機会が多いので、庭に石窯がある家庭も少なくありません。一気にたくさん焼いて食べる、という感じですね。
でも初めて日本の焼肉屋さんに行ったときに、自分で肉を1枚ずつ焼くと聞いてびっくりしました。しかも好みの焼き加減にできるので最高です」(ベルギー出身)