えっなんで!?韓国人と日本人が不思議に思う、各国の「当たり前」なこと

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2022/09/07

地域の数だけ文化がある。そういっても過言ではないほど、国内でも地域によって個性豊かなカルチャーが根付いています。

さらに日本から視野を広げて海外を見てみると、日本人が思わず「なぜ!?」と思うような文化の違いに出あることも。

そこで今回は、日本に住む韓国人や韓国に住んだ経験のある日本人に、結婚式や贈り物など「お互いの文化の違い」について、話を伺ってみました。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

1.韓国の結婚式はご祝儀が安い?

image by:Unsplash

カップルたちの記念すべきセレモニーといえば、「結婚式」があげられます。式の内容はカップルによって多種多様ですが、日本では結婚式に参加する際、会費制が主流の北海道などを除く地域では、「ご祝儀」を渡します。

ご祝儀といえば、招待された側が「おめでとう」というお祝いの気持ちを込めて、いくらかお金を包んで渡すこと。

韓国でも日本と同じようにご祝儀の文化がありますが、日本と異なるのはその金額について。

日本と比べると韓国のご祝儀はかなり相場がお手ごろのため、日本の結婚式に参加して「高い…!」と思う韓国人も少なくないのだそう。逆に、韓国の結婚式に参加して「安くてありがたい!」と思う日本人もいるみたいです。

「社会人になってから日本の結婚式にはびっくりしました。ご祝儀が高い(笑)日本だと3万円からって感じだけど、韓国はもっと安いです」(韓国出身・30代)

「韓国人の友だちと結婚式の話をしてたとき、日本のご祝儀の高さで盛り上がりました(笑)お祝いの気持ちだから金額がそこそこするのはわかるけど、韓国人の友人は高すぎるって驚いていました。実際に韓国のご祝儀は5万ウォン(日本円で約5,000円ほど)が一般的みたいです」(日本出身・20代)


日本の結婚式では、立場や相手との関係性によって、ご祝儀でお渡しする額が異なります。場合によっては3万円以上包むこともありますよね。

それに対し、韓国での一般的な相場は5,000円くらい。日本と同じように割り切れない数字、いわゆる奇数の金額でご祝儀をお渡しするらしいですが、かなりの金額差ですよね。

2.新郎新婦が知らない人も参加OK?

image by:Unsplash

ご祝儀の違いについてご紹介してきましたが、実はほかにも韓国と日本の結婚式で大きく異なる点があります。それが結婚式や披露宴(結婚披露宴)の「招待客の人数」について。

韓国では結婚披露宴に参加する人がかなり多く、100人規模の式が開催されることも珍しくないのだそう。筆者が過去に参加した日本の結婚披露宴と比べると、とても多いように感じます。

日本では地域によって招待人数が異なるそうですが、国内でも沖縄は大規模で100人規模の結婚披露宴が開催されることもあるよう。ちなみに、2019年のゼクシィ結婚トレンド調査の「披露宴・披露パーティの招待客人数」によると全国平均は66.3です。

その規模でも大変な準備がかかるのに、100人規模になるといろいろな工程が必要になりそうですよね。そんな100人規模の結婚披露宴を行う韓国ですが、日本と比べるとカジュアルなのだとか。

「お世話になった韓国人のお姉さんが結婚したとき、新郎も新婦も知らない人が参加してました。私はかなりびっくりしたんですが、韓国ではそれはあまり珍しい話ではないみたいです」(日本出身・20代)

「料理は一人ひとり提供されるタイプじゃなくって、ビュッフェ形式で好きなだけ食べられるっていう感じがメインです。なので披露宴に知らない人が参加してても気付きませんね(笑)」(韓国出身・20代)

「日本の披露宴に初めて参加したとき、マナーもルールもしっかり決まっていて戸惑いましたが、こっちの方がいいなと思いました。私のお姉さんの結婚式では、知らないおじさんが参加して酔っ払って歌い出したから…(笑)」(韓国出身・20代)

韓国では結婚披露宴が比較的カジュアルで、知らない人でも参加OKなこともあるんだとか。

もちろん会場や結婚披露宴の内容によって異なるそうですが、日本のようにかっちりしておらず、座席も指定されておらず自由なことも。緩くみんなで楽しみながらお祝いする場という雰囲気なようです。

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