500円でどこ行こう。都内近郊、ワンコインで楽しむスポット10選
1万点以上の近代美術が集まる『東京国立近代美術館』
image by: Wikipedia
日本画、洋画、版画、水彩・素描、写真など美術の各分野にわたる1万2,500点以上の所蔵作品を抱える国立近代美術館。その中には重要文化財14点を含みます。
その所蔵作品の展示「MOMATコレクション展」では、会期ごとに約200点を選び、20世紀初頭から現代までの約100年間の国内の近代美術と海外作品を紹介しています。作品の入れ替えは年4〜5回なので、季節ごとに足を運んでみるのがおすすめです。
岸田劉生、三岸好太郎、アンリールソーらの代表作品などずらりと並び、見応えたっぷりです。
2017年2月12日までの「MOMATコレクション」のハイライトは、年に一度しかお目にかかれない重要文化財。前期(~1月15日)は鏑木清方「三遊亭円朝像」、後期(1月17日~2月12日)は、安田靫彦「黄瀬川陣」が展示されています。
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
Tel:03-5777-8600
最寄駅:竹橋駅 徒歩3分
開館時間:10:00〜17:00 金曜日・土曜日は20:00まで(入館は閉館30分前まで)※土曜日は所蔵品ギャラリー(4-2F)、ギャラリー4(2F)のみ20:00まで
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、展示替期間、年末年始
入館料:所蔵作品展 一般 430円 大学生130円
公式サイト
世界文化遺産にも登録されて話題の『国立西洋美術館』
image by: Wikimedia
20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエによって設計された国立西洋美術館の本館は、今年7月に世界文化遺産として登録されて話題になりました。フランス政府から日本へ寄贈返還された「松方コレクション」を保存・公開するために1959年に設立された美術館です。
株式会社川崎造船所(現川崎重工業株式会社)の初代社長である松方幸次郎氏は、第一次大戦中より膨大な数の絵画や彫刻などの美術品を収集しました。現在、国立西洋美術館には、「松方コレクション」を中心に、絵画、彫刻、素描、版画、工芸などの分野にわたり、約5,500点もの作品を所蔵されているそうです。
所蔵作品の中には、モネの「睡蓮」やロダンの「考える人」など、数々の名作が。
image by: Wikipedia(パブリックドメイン)
各時代を代表する芸術家の作品がたったの430円でお目にかかれるなんて、嬉しいですよね。
ちなみに、毎月第2、第4土曜日、文化の日(11月3日)は、常設展がなんと無料。さらに、2017年3月まで土曜日の夜間開館時(17時~20時)の常設展の無料ですので、無料の日時を狙っていくのもアリです。
東京都台東区上野公園7番7号
Tel:03-5777-8600
開館時間:常設展 月〜木 9:30-17:30 / 金曜・土曜日 9:30-20:00
休館日:月曜日休館 ※祝休日の場合は翌火曜
入館料:大人 430円 / 大学生 130円(*18歳未満は無料)
公式サイト