日本好きの台湾人が、二回目以降に訪れる意外な旅行先は?
東北と四国へ行く台湾人はどんなところをまわってる?
では、実際にリピーター台湾人観光客はどんなスポットをまわって、何をしているのでしょうか?今回、リピーターの伸び率が高かった東北(青森、秋田、宮城)と四国(香川、徳島)を中心にインスタグラムやツイッターなどのSNSを中心に調査しました。
台湾人タレントが観光スポットを紹介。注目が集まる青森県
昨年度の青森国際空港の利用者は2年連続で100万人を超えました。これは台湾便などの国際便の利用者が増えたことが影響しています。
あた、先日、青森県と青森、弘前、八戸、函館の4市が、青函地域の観光PRコンテンツを開始し、動画が配信されることが話題となりました。台湾人のタレントが青森市内の観光スポットを紹介する動画は、9月よりYahoo奇摩旅遊される予定です。
ますます台湾で注目が集まる青森の人気のスポットは、やはり毎年8月2日〜7日まで開かれる、東北を代表するお祭り「ねぶた祭り」や奥入瀬渓流。その他にも意外な場所が観光スポットなっています。
台湾人が好きな青森県:「ねぶた祭り」
台湾北西部の新竹県と青森市は、2013年に開催された「台湾ランタンフェスティバル」への”ねぶた派遣”をきっかけに、2014年に友好交流協定を締結しています。友好交流を通じて、台湾人の間でも、ねぶた祭りは知名度が高いようです。
台湾人が好きな青森県:弘前のレトロな「スタバ」
弘前公園前にあるレトロな外観をしたスターバックス(弘前公園前店)。青森の桜の名所である弘前城公園の目の前に位置した、日本で2店舗目となる登録有形文化財の店舗ですが、ここも台湾観光客をはじめとした外国人に話題となっているスポットだそう。
台湾にはない、レトロな雰囲気が漂う青森のスタバでのコーヒーブレイク。これも、台湾人にとっては面白い体験なのかも?
台湾人が好きな青森県:奥入瀬渓流
新青森駅からバスで約2時間もかかる不便な場所にもかかわらず、最近台湾人や外国人観光客も増えつつあるという奥入瀬渓流。全長14kmの渓流は自然を全身で体感できます。
台湾人の友達が青森の奥入瀬に行ったと聞いて驚いたけど、地方部はやっぱり人気なのか。
台湾人の訪日旅行者トレンド、リピーターは滞在型と地方訪問が顕著、「2年以内に再訪したい」は95% -JTB総研✕ナビタイム調査 | トラベルボイス https://t.co/iN74U3dizn
— 松田北斗(Hokuto Matsuda) (@tomadip) 2017年5月10日
台湾人が好きな青森県:りんごの名産地で「アップルパイ」
台湾人の間でもりんごの名産地と知られる青森。駅構内に売られているアップルパイを”秋田の美食”として紹介している人もいました。
リンゴといえば、昔向かいに台湾人のおばさんが住んでて、なんのことはない青森リンゴをおすそ分けしたら、台湾で青森リンゴといったらマスクメロン並の高級品なのでえらく感動されたことがあったな、という話を今日したのだった
— Sasaki Mitsuya (@Mitchara) 2016年11月23日
その他にも、春には桜の名所の弘前城から弘前公園のルートや、冬にはウィンスタースポーツを楽しむ八甲田なども人気のようです。
日本大好き台湾人と話しててびっくりしたのは、東北の中で一番知名度が高いのが宮城じゃなく青森と言うこと。なぜか?日本でも¥398ぐらいする瓶入りの青森産リンゴジュースがちょいちょいすーぱーにおいてあるからだ。
宮城にもおいでよ、ご飯も魚も美味しいよ。— A Utsumi (@a_utm) 2016年9月3日