京都に飽きた外国人たちが次に向かっている、古き良き「宿場町」

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2018/01/17

東北の古い街並み「大内宿」(福島県下郷町)

大内宿
image by:(一社)長野県観光機構

大内宿は会津西街道(下野街道)に位置した宿場町です。

江戸時代には会津若松と日光今市を結ぶ重要な交通の要であり、江戸に向かう大名行列なども頻繁に通過したといいます。場所は福島県南会津群下郷町。街道の左右には、江戸時代から残る茅ぶき屋根の民家が30軒以上並んでおり、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されています。

オールアバウトの調査によると、「東北をよく知らない外国人が、魅力的だと感じる東北の観光地」のランキング5位には大内宿がランクインし、注目が高まっています。

大内宿では茅ぶき屋根の家それぞれが宿泊施設や飲食施設、土産物店などになっており、街道沿いに歩きながら、会津木綿や焼き物などの民芸品や地酒を見て回ることができます。ゆっくりと町並みをたのしみたいという外国人観光客の人に人気があります。

「小さな道。美山かやぶき、山と霧 Ouchijuku 会津若松市福島に囲まれています」(タイ人観光客)

「大内宿を散歩します♪」(フランス人)

 

大内宿観光光協会HP

以上、外国人観光客にも人気が集まっている宿場町を5つ紹介しました。

宿場町を訪れる外国人観光客は、「昔ながらの町並みをゆっくりと楽しむ」、そして旧街道を歩き峠越えをするなど「昔の日本を体感する」ことを楽しんでいるようです。「モノ」で楽しむだけではなく、日本の歴史や文化に触れる、そしてゆっくりと昔の日本に想いを馳せるような「コト消費」の需要が高まっている中で、今後はももっと「宿場町」の需要が高まるに違いありません。


参考サイト:

日本政府観光局HP / JapanHoppers / JapanHoppers 海野宿紹介ページ / 「東海道への誘い」「宿場町」の全国数について参考にしたサイト全国の街道のマップ / 五街道のマップ / トリップアドバイザー

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鳥取県生まれ。都会からUターンして現在は地元山陰を満喫中。都会に向けて山陰地方の魅力を日々発信しています。
人生最大の目標「ロードキル(動物の交通事故)を無くす!」をモットーに、地元大学で研究に取り組みながら、雄大な自然のなかでエコツアーガイドや移住支援事業に取り組んでいます。

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