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なぜシニア世代は「クルーズ旅行」を好むのか?その意外な理由

松本すみ子
松本すみ子
2018/02/14

旅行好きなら誰もが一度は憧れることがあるのではないでしょうか、「クルーズ船」。でも、旅費が高そう、ドレスコードがあって大変そうなどのイメージがありますよね。しかし、ここ数年で状況はかなり変化しているようで、ジーンズやTシャツ着用でも過ごせる「カジュアルクルーズ」が価格もリーズナブルで狙い目だそう。

 

「カジュアルクルーズ」でも豪華気分満喫

11階建てのビルにも匹敵する旅客船
11階建てのビルにも匹敵する旅客船

 

ほとんどの国や地域を体験したという旅の上級者に、特に人気なのが豪華な設備を整えた客船で、各地を周遊するクルーズ

以前は旅費が高額ではないかドレスコードがあって大変などと、利用しにくいイメージがありました。しかし、この数年で状況は劇的に変化。今では、国内各地を経由しながら近隣の国を訪問して、船内でのアミューズメントや訪問地の観光を楽しむという日本発着のクルーズが各旅行社から発売されています。

 

メインロビー。時にはここでショーやライブも
メインロビー。時にはここでショーやライブも

クルーズは、主にドレスコードの違いで3種類に区分されます。気軽なほうから、カジュアル、プレミアム、ラグジュアリー

日本発着のクルーズはカジュアルクラスが最も多いようです。昼間はジーンズやTシャツなどの楽な服装で問題ありませんし、夕食やパーティーでもイブニングやドレス、タキシードなどは不要、ちょっとしたおしゃれで結構ですというもの。もちろん、この機会におしゃれしたい方は思う存分どうぞ。
就航しているのは、海外で実績のある豪華客船が多数。日本では西は鹿児島や長崎から北は北海道各地の港に立ち寄ることが多く、そこで観光をしたり、ショッピングをするので、地方の活性化にも大きな役目を果たしているようです。

ただ、外国船は日本だけに寄港することは認められていないため、韓国・釜山や済州島、台湾・台北などを組み込んだルートで、1週間程度の旅程が一般的です

でも、旅費はリーズナブル。船旅は特にシニア世代に人気です。理由の第一は、シニアには時間的、金銭的な余裕があるから。1週間から、多い時では3か月半年という時間とそれなりの旅費の両方を用意できるのは、リタイアして余裕のある世代でないとなかなか難しいもの。ただ、多くは寄港地の異なる1種間程度の気軽なクルーズを何度か楽しむ人たちが多いようです。

多くの旅行社が春や夏のクルーズプランを発表し始めました。クルーズ船用のパンフレットも発行されていますし、インターネットにもクルーズ船用のページがあります。旅費も寄港地もバラエティに富んでいて、選び放題なのです。

 

クルーズ船の豪華な楽しみ方

こんなカジュアルレストランもある

実は、私も今まで何度かクルーズを体験しています。それを思い出しつつ、船旅の楽しさとメリットを考えてみましょう。

人気の理由の第一は、移動が楽なことです。毎日荷造りをしなくていいし、自分で重いかばんを運ぶ面倒もありません。しかも、船が移動するのはほとんど夜なので、ぐっすり寝て目が覚めると、次の寄港地についているというわけ。貴重な昼間の時間をバスや飛行機での移動に費やす必要がありません。

寄港地が遠い場合、1日中海の上という日がありますが、退屈しないようにと、たくさんのイベントやスクールが開催されています。ジムやパターゴルフ、フリークライミングなどのスポーツ施設も完備です。ランニングやジョギングは船のデッキを何周かすれば結構な距離を稼げます。大きな船だからできることでもありますね。医務室もあり、多くはドクターが乗船しています。

夕食後、バーで会話を楽しむ人達

もちろん、食事もすべて旅費に含まれています。朝晩だけでなく、船に乗っている間の食事はほとんどが無料。寝坊して朝の食事を食べ損なったとしても、空いているカフェで、いつでも簡単な食事をとることができます。

また、プールサイドにはハンバーガー、サンドイッチ、アイスクリームなど軽食を提供するバーもありまり、アルコール以外は無料です。

サロンでお茶タイム
サロンでお茶タイム
プールサイドにはいつも人が
プールサイドにはいつも人が

 

夜の食事はメインダイニングで。いくつかのコースメニューからチョイスしていただきます。各テーブルには担当のウエイターがいて、至れり尽くせり。クルーズ中1度は船長主催のディナーがあるので、その時はおしゃれをして行きたいものですね。

 

ディナータイムの後は、船内のシアターで豪華なショーを堪能することができます。これも無料。本格的なミュージカルやコンサート、マジックなど、毎晩、異なった演目が上演されます。船にはそうした専任スタッフも乗船しているのです。

料金は部屋の広さ、窓の有無、シャワーかバスルームかなどで異なりますが、そのほかのサービスにはほとんど差がありません。なので、予算に合わせて無理のないお部屋タイプを選んで楽しみましょう。

 

松本すみ子

シニアライフアドバイザー。2000年から団塊・シニア世代のライフスタイルや動向を調査し、発信中。全国各地の自治体で「地域デビュー講座」の講師なども務める日々。当事者目線を重視しています。
http://www.arias.co.jp/

なぜシニア世代は「クルーズ旅行」を好むのか?その意外な理由
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