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きっかけは学校給食。三重県津市の名物になった巨大餃子「津ぎょうざ」

吉村 智樹
吉村 智樹
2018/05/09

その街でしか味わえない「ご当地グルメ」は、旅の大きな楽しみのひとつです。さて、三重県津市の名物は「津ぎょうざ」という巨大な揚げ餃子だということをご存じでしょうか? しかも、お店によって具材が異なり、バラエティに富んだテイストが楽しめるのだそう。さらに驚くべきは、PR担当者がなぜかタイガーマスク姿で登場。謎に包まれた津ぎょうざとはいったいどんなものなのか。現地で調査しました。

見どころたっぷり! 三重県の港町「津」

ひらがな1文字、「日本一短い市名」で知られる三重県の県庁所在地、津(つ)市。

「津」とは「港」を意味し、その名のとおり、市の中心部は伊勢湾に面したポートタウンです。

海の玄関口「津なぎさまち」には、客船が停泊する姿も。これは愛知県常滑市の中部国際空港(セントレア)へわずか45分で運んでくれる高速船。このように津市は、旅をするにも、旅に出るにも、とっても便利な街なのです。

▲津松坂港~中部国際空港(セントレア)をわずか45分で結ぶ高速船
▲津松坂港~中部国際空港(セントレア)をわずか45分で結ぶ高速船。津は海上交通の要衝でもある

津市は見どころも豊富。2017年11月28日に「高田本山専修寺」(たかだほんざんせんじゅじ)の御影堂と如来堂の2棟が、建造物としては三重県初の国宝に指定されました。ほか、伊勢津藩の初代藩主「藤堂高虎」(とうどう たかとら)の凛々しい像がたつ津城跡は「お城公園」と呼ばれ、四季折々の花が咲き誇る憩いの場所となっています。

▲津城跡に建つ津藩祖の武将、藤堂高虎の像
▲津城跡に建つ津藩祖の武将、藤堂高虎の像。津市民の永遠のヒーロー

なぜ? 津の名物は「巨大な揚げ餃子」

そんな津市には、もうひとつの名物が。それがご当地グルメ「津ぎょうざ」です。街のいたるところに「津ぎょうざ」の文字。そして“津ぎょうざの精霊”だという謎のゆるキャラ「つつみん」の姿が見受けられます。

▲街のいたるところに「津ぎょうざ」の文字。津ぎょうざってなに?
▲街のいたるところに「津ぎょうざ」の文字。津ぎょうざってなに?
▲津ぎょうざの精霊だという「つつみん」
▲津ぎょうざの精霊だという「つつみん」

餃子が人気の街といえば宇都宮や浜松が有名です。しかし「津ぎょうざ」には、かの地の餃子とは異なる際立った特徴があるのです。それは「“揚げ”餃子」であること。そして、なんといっても「でかッ」。皮の直径は驚きの15センチ! 内容量は一般的な揚げ餃子のおよそ5個分に相当。いやもうびっくり“餃”天。「ポーチか?」と思うほどのビッグサイズなのです。そんなデラックスな津ぎょうざは市内およそ30カ所でいただけます

▲巨大な揚げ餃子「津ぎょうざ」。向かって右が一般的なサイズの揚げ餃子
▲大きい! 巨大な揚げ餃子「津ぎょうざ」。向かって右が一般的なサイズの揚げ餃子

それにしてもジャンボすぎる餃子に驚かされましたが、 調査を進めるともっとユニークな事実がわかったのです。

吉村 智樹

京都在住の放送作家兼フリーライター。街歩きと路上観察をライフワークとし、街で撮ったヘンな看板などを集めた関西版VOW三部作(宝島社)を上梓。新刊は『恐怖電視台』(竹書房)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)。テレビは『LIFE夢のカタチ』(朝日放送)『京都浪漫』(KB京都/BS11)『おとなの秘密基地』(テレビ愛知)に参加。まぐまぐにて「まぬけもの中毒」というメールマガジンをほぼ日刊で発行している(購読無料)。

きっかけは学校給食。三重県津市の名物になった巨大餃子「津ぎょうざ」
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