九州男児は意外に泣き虫?日本全国「泣かない県」ランキング
低ストレスほど泣く回数が多くなる?
ストレスレベル別による泣く回数の平均を見ると、男女とも低ストレスなほど泣く回数が多くなっています。この結果から泣くことがストレスオフにつながっていることがわかります。
また「1ヶ月に泣く回数」の平均値では、男性の52.5%が「月に1度も泣かない」と回答し全体の半数以上になりました。これは女性の26.7%と比較すると2倍近くにもなっています。「年齢層別」では30代から40代前半の男性が月に「0.9回」でトップに。女性は全年齢層で月2回以上は涙を流しているという結果になりました。日本人は「男は泣いてはいけない」と言われがちなのも、このような結果の一因ではないでしょうか。
特に涙を流さない30~40代の男性に聞いた「大人の男性が泣くことについてどう思うか」という質問に対し、「許されないと思う」が最も多かったのは「仕事で失敗した時」でした。続けて「仕事で成功した時」がランクインしていることから、仕事場などオフィシャルな場においてとにかく「泣く」という行動を抑えてしまうようです。
「泣くことが許されると思う」場合 は、「試合で負けた時・買った時」「選手と一緒にもらい泣き」などスポーツに関連した回答が多かったのもポイントです。「情動の涙」と呼ばれる、心を揺さぶられる経験や興奮したときに流れる涙の場合、副交感神経が優位となり、ストレスオフにつながるという研究結果もあります。
最近ちょっと疲れたなと感じているのなら、好きなスポーツの試合を見に海外遠征旅行をしたり、旅行先で感動的な景色を見るなどして心からの涙を流してみてはいかがでしょうか。
source:PR TIMES
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