日本のパスポート強し。ビザなしで行ける神秘の国「ミャンマー」への旅
美しい遺跡や寺院が有名で、「神秘の国」とまでいわれるミャンマー、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。2018年9月まで入国にはビザが必要で、旅行先としてはなかなかハードルの高かったミャンマーですが、同年10月より日本のパスポートであれば1年間ビザ無しで入国できるようになりました。
日本からは約7時間ほどのフライトとアメリカやヨーロッパに向かうよりは遥かに近く、その神秘的な雰囲気に惹かれて日本からの旅行者も年々増加しています。
とはいっても、まだまだ周辺の東南アジア各国に比べると圧倒的に旅行者の数が少なく、現地は素朴な雰囲気を大いに残しています。今回はそんなミャンマーの魅力に迫ってみましょう。
ビザ不要で入国できる神秘の国「ミャンマー」
ミャンマーは東はラオス、西はインド、南はタイ、そして北は中国に囲まれた多民族国家です。首都は南部にあるネピドーですが、経済の中心となっているのはもっと南にある旧首都、ヤンゴンです。ヤンゴンは観光の中心地としても知られているので、名前を聞いたことのある方も多いでしょう。
公用語はビルマ語ですが、多数の民族が共存しているので独自の言語を持つ人々も多く存在しています。ミャンマーに住む人々はとても信仰心が厚く、90%が仏教徒ともいわれています。
そのため、仏教に関する寺院がそこかしこに建設されていたり、僧侶の姿や日常的にお祈りをする人々の姿を目にすることができます。こういった環境が、「神秘の国」と呼ばれるゆえんではないでしょうか。
敬虔な仏教徒が多いミャンマーでは、寺院の観光の際などは裸足が基本です。暑くとも肌の露出の多い服では入れてもらえないこともあるので、必ず羽織るものを持って行きましょう。
日本からミャンマーへ行くには?
日本からミャンマーへは成田国際空港からの直行便が便利です。成田からミャンマーの旧首都ヤンゴンまでは全日空が毎日直行便を就航しており、約7時間のフライトです。
そのほかの地域からは成田での乗り継ぎか、シンガポールやハノイを経由して訪れる方法が一般的です。東アジアのタイたシンガポールからはLCC便も就航しているので、2つの国を合わせて旅行するプランもおすすめですよ。
ミャンマーへの直行便が一番安くなるのはだいたい1月、ハイシーズンは4月です。しかし日本から比較的近いと言うこともあり、年間を通しても7〜8万円程度で往復航空券の購入ができそうですね。