知れば知るほど面白い。日本の「ニッチな博物館」ランキング
博物館と聞くとイメージするのは、歴史的資料や美術品、記念物などが展示されているところですよね。ところがなかには「こんなものまで!」と驚くほどニッチな博物館も存在します。
そこで今回は、ランキングサイト「gooランキング」が発表した「ニッチすぎだろ!と思う博物館ランキング」から、TOP10の非常に興味深く面白い博物館をご紹介します。
※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
第10位 招き猫ミュージアム/愛知県瀬戸市
第10位にランクインした愛知県瀬戸市の「招き猫ミュージアム」は、「日本招猫倶楽部」の世話役をつとめる板東寛司・荒川千尋夫妻の個人コレクション数千点を展示する、日本最大の招き猫専門博物館です。
店頭でよく見かける招き猫は、江戸時代末期に江戸の町で誕生しました。左手挙げが「人招き」、右手挙げが「金招き」といわれ、さまざまな御利益があるとされています。
このミュージアムでは、郷土玩具から骨董もの、日用雑貨まで、日本中から集められた招き猫コレクションが、歴史、寺社もの郷土玩具、主要産地別、珍品、雑貨などに分類されて展示されています。近年の猫ブームから招き猫に興味を持ち、訪れる人も増えているそうですよ。
第9位 鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館/鳥取県倉吉市
みんなおはよ~
今日7月4日は #梨の日 みんなの梨を大切にね!
鳥取の梨シーズンはまだもうちょっと先だけど、梨が待ちきれない!
そんなあなたのために「鳥取二十世紀梨記念館」
日本で唯一の梨をテーマとした博物館でナッシーが待ってるよ!https://t.co/vEt8Uuu51Y#鳥取 #トリピー pic.twitter.com/OxXGZNtBEs— トリピー@鳥取県マスコットキャラクター (@tottoripref) July 3, 2018
9位には鳥取県立の「二十世紀梨」の記念館である、倉吉市の「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」がランクインしました。
同施設には梨のショップ、パーラーはもちろん、梨を学べる「梨つくり大学」という講座や、なんと梨作りに人生をかけた一家の感動ストーリーをプチ映像化した劇場まであります。
なかでも見ものは、この館のシンボルツリーである「二十世紀梨(にじっせいきなし)の巨木」です。巨木の直径は20mあり、天井を覆うように広がっています。国内最大級の二十世紀梨の木だそうです。
第8位 ダスキンミュージアム/大阪府吹田市
第8位にランクインしたのは、株式会社ダスキンが運営する食育の体験施設である、大阪府吹田市の「ダスキンミュージアム」です。
おそうじの歴史や未来につながるおそうじ文化を提案する「おそうじ館」と、ミスタードーナツのこれまでの歩みやそのおいしさの秘密を紹介するとともに、ドーナツ作りが体験できる「ミスドミュージアム」という2つのスペースをからなっています。