一生に一度は食べてみたい。世界各国の「臭い食べ物」TOP10

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2019/03/25

第7位 キビヤック/グリーンランド

イメージでお届けします。image by:Chris Christophersen/Shutterstock.com

第7位にランクインしたグリーンランドの「キビヤック」は、グリーンランドのカラーリット民族やカナダやアラスカ州のイヌイット民族が作る伝統的な漬物の一種です。有名な「菌」がテーマのマンガでも取り上げられているため、名前を聞いたことがある人は多いかもしれません。

キビヤックは、海鳥(ウミスズメ類)をアザラシの中に詰めこみ、地中に長期間埋めて作ります。現地では誕生日やクリスマス、結婚式や成人式などの祝宴の席でよく食べられるそうです。

こちらも美味ですが非常に強い臭気があるとされ、シュールストレミング、くさや、ホンオフェと並び世界の異臭料理として有名です。

残念ながら日本では食べられる場所はほとんどないようでが、カナダやグリーンランドのレストランでは提供されていることもありますよ。

第6位 エポワス/フランス

image by:Only Fabrizio/Shutterstock.com

第6位のフランス「エポワス」は、フランスのブルゴーニュ地方のエポワス村産のウォッシュチーズです。優しいオレンジ色をした表皮の内側にはとろりとしたミルク色の身がたっぷりと詰まっています。

ところが、強い酒で洗いながら熟成させるため、その臭さは強烈で、フランスでは「神様のおみ足」、イギリスでは「豚の蹄の間」とたとえられるほど。

日本でも通販やチーズ専門店で購入できますが、約250gで4,000円以上するところもあり、少々高めです。

第5位 臭豆腐/中国

image by:Pepperer85/Shutterstock.com

第5位には、日本でも有名な中国の「臭豆腐」がランクインしました。中国南部、台湾、香港などの地域では広く食べられている、豆腐で作られる加工食品ですね。

台湾、香港で市販されているものは植物の汁と石灰等を混合し、納豆菌と酪酸菌によって発酵させた漬け汁に豆腐を一晩程度つけ込んだものです。豆腐表面の植物性タンパク質が、漬け汁の作用で一部アミノ酸に変化し、独特の風味と強烈な匂いを発するようになります。


どれぐらい臭いかというと、台湾ではあまりにも臭すぎて現地の人でも食べられない人がいるほどなんだとか。日本では東京都内に新宿の「青葉」、「上海小吃」、池袋の「古都台南担々麺」、銀座の「黒猫夜 (クロネコヨル)銀座店」といった中華料理店で食べられます。


第4位 鮒寿司/日本

image by:photoAC

第4位には日本の「鮒(ふな)寿司」がランクインしました。琵琶湖産のニゴロブナ(煮頃鮒)などを主要食材として作られ続けている滋賀県の郷土料理で、飯と塩で作られ、強烈な発酵臭がします。

その匂いの強烈さは、アラバスター単位 (Au) という測定法によると「臭豆腐」420、「納豆」の452、「くさや(加熱前の干物)」の447に対し、486という日本の食品では最強クラスです。

しかし、味のはとても美味しいと評判で、滋賀の郷土料理のであるため、現地に行くと食べられるお店がたくさんあります。

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