過去から未来へ繋ぐ。いつか行きたい、日本にある24の「世界遺産」

ル・コルビュジエの建築作品−近代建築運動への顕著な貢献−/東京都etc…

国立西洋美術館 image by:picture cells / Shutterstock.com

東京都ほか世界7カ国の「ル・コルビュジエの建築作品−近代建築運動への顕著な貢献−」は2016年に文化遺産に登録されました。これは、フランスの近代建築の巨匠、ル・コルビュジエが手掛けた建築作品群です。

世界の7カ国に残る17の建築群が構成資産になっており、日本では東京・上野の「国立西洋美術館」が構成資産のひとつとなっています。

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群/福岡県

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「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」は2017年に日本の世界遺産の21番目として登録された文化遺産です。4世紀後半から9世紀末まで行われていた、航海安全に関わる古代祭祀遺跡が残されています。

福岡県の宗像市と福津市内にある宗像三女神を祀る宗像大社信仰や、大宮司家宗像氏にまつわる史跡・文化財が対象です。ただし、沖ノ島は神聖な場所のため旅行者は上陸することができません。

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産/長崎県・熊本県

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日本初のキリスト教関連の世界文化遺産として認定された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。キリスト教が禁止されていた17〜19世紀にかけて、信仰を続けた人々の歴史を伝える遺産で、合計で12の資産で構成されています。

なかでも在留外国人のために建設された「大浦天主堂」は国内最古のゴシック調の教会です。


百舌鳥・古市古墳群−古代日本の墳墓群−/大阪府

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大阪府堺市にある「百舌鳥・古市古墳群」は2019年に登録されました。こちらは4世紀後半〜5世紀後半にかけて造られたとされている王たちの墓群です。

世界的にも珍しい古墳群で、独特なデザインの鍵穴型の前方後円墳などがあります。百舌鳥エリア古市エリアに分けられており、大きい古墳から小さい古墳まで数多く存在しているので全て見て回るのは1日では足りないほどなのだとか。

1993年に登録された「法隆寺地域の仏教建造物」をはじめ、昨年2019年には「百舌鳥・古市古墳群−古代日本の墳墓群−」が新たに認定されるなど、日本にはたくさんの世界遺産があります。


歴史を証明し後世に伝えるものや、手付かずのままのこされた自然など、過去から現在へ残されてきた遺産たち。

2020年時点ではいくつものスポットが文化遺産・自然遺産の候補として上がっているので、これからどんな素晴らしい遺産が登録されるか楽しみですね。

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本業は某百貨店などのグルメ系イベント企画。日本全国をめぐりすぎて詳しくなってしまったため、紙・Webなど幅広くグルメ・旅行ライターをやっています。

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