過去から未来へ繋ぐ。いつか行きたい、日本にある24の「世界遺産」
厳島神社/広島県
海中に建つ鳥居で有名な広島県の「厳島神社(宮島)」は、1996年に文化遺産に登録されました。ここは、古くから島そのものが信仰の対象とされており、全国に約500社ある厳島神社の総本社です。
また、一般に「安芸の宮島」とも呼ばれ日本三景のひとつに数えられているほどの美しさ。約1400年の歴史を誇り、長い歴史を感じる人気観光地です。
古都奈良の文化財/奈良県
奈良県の東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林で構成される「古都奈良の文化財」は1998年に文化遺産に登録されました。
「古都奈良の文化財は日本建築と日本美術の進化のひときわ優れた証拠性を有しており、それらは中国と朝鮮との文化的つながりの結果であり後世の発展に重要な影響を与えることになった」というのがその理由です。
有名な奈良の大仏や世界最大の木造建築である大仏殿などを有する「東大寺」が特に人気を集めています。
日光の社寺/栃木県
栃木県日光市の「日光の社寺」は1999年に文化遺産に登録されました。103棟もの建造物群を含む「日光東照宮」、「日光二荒山神社」(別宮本宮神社、別宮滝尾神社を含む)、「日光山輪王寺」(大猷院霊廟を含む)で構成されています。
なかでも、人気なのは徳川家康を祀っている日光東照宮で、江戸時代の最高技術を用いた彫刻などの建築装飾が見事で、外国人観光客にも人気です。
琉球王国のグスク及び関連遺産群/沖縄県
沖縄県の「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は2000年に文化遺産に登録されました。15世紀の琉球王国時代に築かれた城(グスク)を中心とした遺跡群です。なかでも那覇市にある「首里城」は、中国と日本の築城技術が融合した独特の建築で、観る人を魅了しています。
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