まち、丸ごと芸術作品。香川県「直島」をめぐるアートの旅

古民家が作品になる「家プロジェクト」でまち全体が見どころに

ベネッセハウスを出て県道256号線を走ると、なんだかブドウのように粒々したものが。こちらは、直島港ターミナルです。待合室やトイレが設けられており、夜にはライトアップでキレイに輝くそうです。

付近には民家があり、ここまで見てきたアートとは違った芸術エリアに入ります。瓦屋根の家が立ち並び、風情を感じられる雰囲気です。この付近では、古民家を作品として改装した「家プロジェクト」が見られます。

「家プロジェクト」は、チケットを購入することで中に入ることができます。こちらの写真は『角家』。歴史ある外観だけでも、十分に楽しむことができます。

こちらは『歯医者』。もともと歯科医院だった建物ですが、レトロなカラーリングのため、『角家』とはまったく雰囲気が異なります。

家とはちょっと違いますが、こちらは「護王神社」。手前には広い石室が、奥には本殿があり、本殿に入るのにガラスの階段が設けられていました。

なお、家プロジェクトではこの他に「南寺」「石橋」「碁会所」「きんざ」があります。ただし「きんざ」は見られる曜日が決まっており、完全予約制とのこと。

また、ほか作品は共通チケットで見られますが、「きんざ」だけは別料金です。事前に曜日など確認しておきましょう。

付近には直島町役場もありますが、ここもなんとなくアートな雰囲気。まさにアートの島を体現しているかのようです。

街角に、こんな可愛らしい作品もありました。ホースなど道具を持っていて、とっても可愛らしいですね。ここ以外にも、走っていると何カ所かで目に入りました。地元の方が作っているのでしょうか。ぜひ見つけてみてください。


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