電車でカタコト♪あの町この町 JR園部駅 ~日本最後の城「園部城」の謎に迫る!

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2019/03/26

 京都屈指のパワスポ!日本最古の天神さん「生身(いきみ)天満宮」

全国に「学問の神」とされる菅原道真公をお祀りする天満宮は、約12000社あります。なかでも、最も古いのがこちらの生身天満宮
始祖である武部源蔵により、道真公が生きている頃からお祀りしたことが由縁で、「生身(いきみ)」と名付けられました。

また、園部藩主・小出氏の崇敬した神社でもあり、歴代藩主により多数の神宝を寄進されています。特に5代小出英持が賑わいを創出するために、秋季例祭で行われる神幸列を定めたそうです。現在でも毎年10月第3日曜日、最も大切な例祭として斎行されています。

知っておきたい菅原道真公Q&A

Q菅原道真ってどんな人?

A類まれない才能を持つ平安時代の学者。時の天皇の右腕として手腕を発揮するが、政略により九州・大宰府へ左遷されることに・・・。

Q道真公と初代宮司の関係って?

A道真公の屋敷が園部にもあったことから、たびたびこの地を訪れていました。突然の左遷により、九州へ赴くことになった道真は、当時園部代官だった武部源蔵(たけべげんぞう)に道真公の八男である慶能(よしのり)の養育を託します。

源蔵は小麦山の邸宅内に道真公の木像を刻んでひそかに生祠としてお祀りし、無事の帰りを待つものの、道真公は亡くなります。その後、神社に改め生身天満宮と称するようになりました。

境内の主なパワスポをご紹介!有名歌舞伎役者も祈願に!!

 学問の神様「生身天満宮」

拝殿(手前)と本殿(奥)。ご祭神は菅原道真公。もとは小麦山にありましたが、承応2(1653)年、園部城築城時に現在の場所(天神山)に移築されました。


本殿は京都府指定文化財、拝殿は京都府登録文化財に指定。拝殿にずらりと並ぶ三十六歌仙の画も見ごたえあり。

天神さんといえば、梅の花ですね。毎年2月下旬には境内を梅の花が彩ります。軒瓦など至る所に御神紋の梅鉢が印されており、天満宮ならではの趣ですね。

美人の神様「厳島神社」(写真左)

七五三やお宮参りの際、美人&女性守護の祈願に訪れる地元の人も多いそう。そのほか芸能、勝ち運、水運のご利益もあります。

有名歌舞伎役者も祈願する「武部源蔵社」(右上)

日本三大歌舞伎のひとつ「菅原伝授手習鑑」に登場する初代宮司の武部源蔵を祀る「武部源蔵社」。歌舞伎役者に崇敬されています。運が良ければ、歌舞伎役者に出会えるかも?!

火の神様「秋葉愛宕神社」(右下)

かつてこの地が火災にみまわれた時、燃え盛る火がこの神社の前で止まって消えたことから火の神様として信仰されています。京都府登録文化財。

ココだけのオリジナル授与品お持ち帰り

しごとのお守り(写真左上)
お財布にも入れやすいスリムなお守りは光沢とマットの2種類、どちらにも梅の地紋入り。出世や就職などのご利益が期待できます。お守りのようにキラキラと輝く社会人を目指したくなる~。

美人御守り(右上)
におい袋に美人祈願の御神符が入った摂社・厳島神社のお守り。香り高いお香は京都の老舗・石黒香舗のもの。すべて柄違いなので選ぶ楽しみもアリ!

合格梅(右下)
6月ごろたわわに実る梅園の梅。「心願成就」のお祓いをして合格梅として漬け込んでいます。合格梅を求めて祈願にくる受験生も多いんだとか。

とんぼ玉合格お守り(左下)
古来より、トンボは前にしか進まないことから「勝ち虫」とも。美しいトンボ玉&ちりめんの柔らかな色使いが上品。すべて柄違いの、世界に一つのお守りです。

御朱印帳
美しい木目に焼き印が施された重厚感あふれる木製の御朱印帳です。

御朱印
シンプルながらも「日本最古」のスタンプがポイント。

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