知ってたらスゴい…!読めそうで読めない東北地方の「難読地名」ランキング
第7位 文下/山形県鶴岡市
山形県鶴岡市の「文下(ほうだし)」が第7位にランクインしました。だんだん難しくなってきましたが、地元民でなければ読めないかもしれません。
「文(ほう)」とは手紙のことで、由来は諸説あるようですが、かつて弘法大師がこの地にある赤川の上流から母に向けて、手紙を流したとされています。つまり「ほうをだした」ということに由来するという説があるそうです。
第6位 大甕/福島県南相馬市
第6位には福島県相馬郡(現・南相馬市)にかつて存在した「大甕(おおみか)村」がランクインしました。大甕村は現在、廃止されています。
この大甕は、実は茨城県の日立市大みか町に同じ読み方をするJR東日本の常磐線「大甕駅」があり、そちらのほうが有名です。
常磐線の駅名の由来は、駅近くに「大甕神社」にちなんだということですが、これが福島県の「大甕」と関係があるのかどうかはわかりません。
第4位 八橋鯲沼町/秋田県秋田市
第4位 左沢/山形県西村山郡大江町
第4位には秋田県秋田市の「八橋鯲沼町(やばせどじょうぬままち)」と山形県西村山郡大江町の「左沢(あてらざわ)」が同率でランクインしました。秋田市の「八橋鯲沼町」の「どじょう」は普通は漢字では「鰌」と書き、「鯲」とあまり書かないので、知らないとこれも読める人は少ないかもしれませんね。
「左沢」には、かつて「左沢楯山城」というお城がありました。現在、跡地は国史跡になっており、大江町の学校や郵便局、駅などこの名が残っています。由来は、「あちらの沢」が訛ったものとの説があります。
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