日本大好きな台湾人が教える「東京のバーミヤンはこれがうまい!」

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2019/04/06

実は「中華料理」と「中国料理」は全然違うもの!?

image by:zhgee/Shutterstock.com

:日本でいう中華料理は、台湾では「中國菜(中国料理)」といいます。野菜の「菜」という字が料理という意味なので、「四川菜(四川料理)」、「雲南菜(雲南料理)」と表記されます。

:そうなのですね。ではいわゆる「中華料理」とは何をさすのですか?

:私が思うに中華料理とは、日本人向けに味付けされた中国料理のことだと思います。本場の中国料理はとても辛くて香辛料もたくさん入っていますが、中華料理は少しマイルドに感じます。

:確かに本場と比べると、辛さや香辛料が苦手な方でも食べやすい味付けですもんね。

:台湾で中国料理の専門店といえば、だいたい特定の地域の料理店のことになります。なので中国料理店ではなく「四川菜餐廳(四川料理レストラン)」や「雲南菜餐廳(雲南料理レストラン)」という地域料理の専門店が一般的です。私が知らないだけかもしれませんが、中国料理全体を扱う専門店というのはないですね。

:え!知りませんでした!地域によってお店が分かれてるって面白いですね。

:それでいうと、中国料理と台湾料理も結構違いますよ。

台湾料理には色々な国の文化が混ざっている?

:台湾といえば魯肉飯(台湾語:ルーローファン)とか小籠包(日本語:しょうろんぽう)とかのイメージがあります。

:ほかにもたくさんありますよ。牛肉麺(グーバーミー)とか臭豆腐(チャウタウフー)とか、どれもとても美味しくて名前を聞くだけでお腹が減っちゃいます!(笑)


:確かに外国に行ったとき、なぜか無性に日本食が食べたくなっちゃうんですよね。もしかしたらその感覚と似ているかも?

:私はいつも台湾料理食べたいです!台湾料理にはたぶん、色々な国の食文化が混ざっているような気がします。一番は中国料理の影響が多いと思いますが、日本食もそうですし、洋食からの影響もやはり大きいと感じます。例えば黒輪(オーレン)という料理は、日本のおでんから由来していると聞いたことがあります。

台湾のおでんはこんな感じなのだとか image by: YingHui Liu / Shutterstock.com

:台湾は色々な国に統治されたという歴史がありますから、食文化も様々ですね。中国から来た料理も気候とか原材料の問題でちょっとずつ変わっていったと聞きました。なので台湾料理と中国料理はルーツは同じかもしれませんが、独自に進化したのが台湾料理っていう感じですかね。

:なるほど。中国料理と似ているようでちょっと違う、色々な文化を取り入れてさらに美味しく進化した台湾料理だからこそ、それをお目当てに各国から観光客が大勢訪れるのかもしれませんね。それでは早速、そんな美味しい台湾料理に慣れ親しんだリンさんに、きょうはバーミヤンでたくさん食べ比べをしてもらいたいと思います!気になるものを色々選んでみてくださいね!

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