日本大好きな台湾人が教える「東京のバーミヤンはこれがうまい!」
試してみる?台湾人がオススメする本場風の食べ方
今回、メニューを選んでいるときに、リンさんが唯一即決したのが「小籠包」でした。台湾グルメを代表する料理のひとつでもありますね。そこでリンさんが、本場風の小籠包の美味しい食べ方を教えてくれました。小籠包を食べるときに大切なのは「お酢」と「しょうゆ」の割合なのだとか。
リ:小皿に乗っているショウガの上にしょうゆとお酢を入れるのですが、お酢の方が多めです。割合としてはお酢3:しょうゆ1がベストの黄金比率ですよ。そのタレに小籠包を付けて、レンゲの上に載せて肉汁を少し出します。お好みで小籠包の上にさっきのショウガを乗せて食べるのもGOOD!
赤:初めて知りました!いつもタレの量も適当でレンゲを使わずに食べていたので、口のなかが「熱っ!」っとなっていました…。今度来たときは、その食べ方を絶対試します!ちなみに、ほかの料理でもおすすめの食べ方はありますか?
リ:北京ダックとかですかね?私の勝手な好みかもしれないのですが、必ずお肉を下にしてその上に野菜をおいて、巻いて食べます!
赤:巻き方って何か決まりとかあるのですか?
リ:正式な食べ方ではないと思いますが、私はまず薄餅(シート)にソースを塗って、お肉、野菜の順番で重ねて食べます。食べるときにソースとお肉が下にあると食べたときに味を感じやすいと思うので、独自の食べ方をしてますね(笑)
赤:そうだったのですね。そういえば、先ほどからおかゆを食べるときにレンゲに何かおいてますけど、それは何ですか?
リ:これですか?これはさっき頼んだエビチリの付け合わせです(笑)
リ:この揚げた餃子の皮のようなものの食感がとても良いので、ついおかゆと一緒に食べちゃいました(笑)
赤:オリジナルのアレンジだったのですね(笑)でも実際食べてみると食感がアクセントになってより一層美味しく食べられますね。この食べ方は気がつかなかった…!
リ:台湾には豆乳のスープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」という定番の朝ごはんがあるのですが、それにもカリっとした揚げパンのようなものが乗っています。あと香港のおかゆにも、揚げパンが乗っていることがありますね。そのせいか、おかゆのアクセントとしてクリスピー感があるものを無意識に求めていたのかもしれません。
赤:台湾料理って、まだまだ私たちの知らない料理がたくさんあって、とても気になります!そんなグルメな台湾で育ったリンさんですが、初めてのバーミヤンはどうでしたか?
リ:そうですね、やはり日本の料理は何を食べても美味しいです。初めてのバーミヤンでしたがメニューも豊富で、お店も綺麗で、調味料もそろっている。次もまた来てみようと思ったし、台湾人の友だちにもオススメしたいと思いました!しかも価格もリーズナブルなので、お酒を飲みながら中華料理を楽しめるのも良いですね。
私たちが日ごろから慣れ親しんでいる中華料理を、気軽な価格で食べることができる、ファミレス中華を代表する「バーミヤン」は、グルメな台湾人にも「美味しい」と喜ばれることがわかりました。
日本人にとっては身近な味すぎて、当たり前の存在となっている日本のファミレスですが、そのクオリティは侮れません。ぜひその味を確かめに、週末はランチやディナーにお出かけしてみてはいかがでしょうか?
image by:赤池リカ
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