あー、ジモト帰りたい。もっとも「田舎」な都道府県イメージランキング
第7位 沖縄県
第7位の「沖縄県」も「都会のイメージから最も遠い都道府県」にぴったりの県です。北海道が北の自然なら、沖縄県は南の自然。日本本土では、お目にかかれない透明度の高い美しい海、手付かずの自然、非常に親切で優しい県民性など、一度訪れると病みつきになる魅力を有しています。
沖縄県はもともとは琉球王国という日本とは別の国だったため、日本本土とは異なる文化や風土、食生活などを持ち、いまでも日本でありながらも異国情緒が味わえる人気の県です。一方で、太平洋戦争では唯一の地上戦が行われ、多くの犠牲者が出たという悲しい歴史を持ち合わせています。
第6位 山形県
第6位には「山形県」がランクインしました。山形県だけではなく、東北の各県は総じて「都会から遠い都道府県」というイメージがありますね。それは「東北」という言葉に、東京からみて「北のほうにある地」といったイメージを自然と抱くからではないでしょうか。
山形県は、奥羽山脈や朝日連峰などによって、なんと県の85%が山地で占められています。また、長さ229kmの国内最長の最上川も流れ、県民の大半はこの最上川流域に住んでいることに。グルメの魅力としては、多くの郷土料理がありますが、なんといっても日本三大和牛のひとつとされる米沢牛が有名ですね。
第5位 岩手県
第5位の「岩手県」、こちらも東北の県です。岩手県は、日本の都道府県のなかでは、北海道に次いで2番目に広い面積、約1万5275平方キロメートルを有する広大な県です。もちろん、その分自然も多く、奥羽山脈や北上山地などの山地や丘陵地、さらに盆地や海岸部もあります。
東日本では唯一の本格的な海岸公園である「三陸復興国立公園」、十和田湖周辺と八幡平州周辺にある「十和田八幡平国立公園」といった国立公園があり、前沢牛、江刺りんご、三陸わかめ、南部せんべい、まめぶ汁などの名産品や郷土料理が人気。2013年に社会現象にまでなったNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台になったことでも有名ですね。
第4位 鳥取県
第4位には「鳥取県」がランクインしました。鳥取県は中国地方の日本海側にある日本の都道府県のなかで、一番人口の少ない県です。市も鳥取市、米子市、境港市、倉吉市の4つしかありません。
しかし、鳥取県といえば、日本を代表する砂丘である「鳥取砂丘」があることで有名です。国の天然記念物や日本の地質百選にも選定されているこの砂丘は、南北は2.4km、東西は16kmに広がっており、国内外から多くの観光客が訪れます。