あー、ジモト帰りたい。もっとも「田舎」な都道府県イメージランキング
各都道府県、それぞれにさまざまなイメージがありますね。でも、その印象は大まかに二分すると「都会」と「田舎」にわかれます。
「田舎」というイメージは、従来は「ダサイ」「カッペ」といったようにあまりよいものでありませんでした。しかし、最近では「自然が多い」「環境がよい」「のどか」といったように、よいイメージに変わってきているように思います。都会から遠いイメージがあるからこそ、喧騒から離れてリフレッシュできるのです。
そこで今回は、あらゆるものをランキング形式で紹介する「gooランキング」から「都会のイメージから最も遠い都道府県」ランキングをご紹介します。一体、どんな都道府県が登場しているのでしょうか。
第10位 茨城県
日本の首都圏にあるにもかかわらず、第10位にランクインした「茨城県」。つくばエクスプレスで東京の秋葉原とつながっており、人口は日本の都道府県内で第11位。そして、日立市・ひたちなか市には、あの大企業日立グループの企業の工場が数多くあり、鹿島臨海工業地帯を形成しています。
では、なぜ都会のイメージから遠いのか?それは、方言の影響ではないでしょうか。茨城弁は「~ぺ」、「~すっぺ」、「~べ」といったように東北のズーズー弁を思わせるものがあります。これが、田舎のイメージを強くしているのではないかと推測されます。
実際に、水戸黄門でおなじみの水戸光圀が住んでいた水戸市には、名物の水戸納豆に加えて「偕楽園」「弘道館」などの多くの史跡があります。そして、ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」、潮来市の「水郷潮来あやめ園」など素晴らしい自然にも恵まれた県なのです。
第9位 群馬県
第9位にランクインしたのは、「群馬県」です。関東地方の北部に位置し、「上州のからっ風」で知られる強く乾いた風が吹く風土です。また、県内には「坂東太郎」の別名で有名な利根川が流れており、首都圏の水源として重要な役割を果たしています。
群馬県は内陸部にある海のない県ですが、県の形が鶴が羽を広げたように見えるため「鶴」によく例えられます。また、「尾瀬国立公園」「上信越高原国立公園」「日光国立公園」といった国立公園や草津温泉、伊香保温泉など温泉地も豊富にあります。都内からもアクセスしやすく、温泉や自然を楽しんでも日帰りができる魅力ある県です。
第8位 北海道
第8位には「北海道」がランクインしました。北海道のイメージは「広大」「大自然」「雪」といったところでしょうか。日本の都道府県のなかでもっとも面積が広く、北海道=北海道本島は日本列島のなかでは本州島に次ぐ2番目の大きさです。
札幌市という、人口約200万人近い大都市を擁するにもかかわらず、本州以南とは異なる気候や風土、そして大自然はまさしく「都会のイメージから最も遠い都道府県」のイメージにぴったりといえます。
「日本百名山」に指定されている羊蹄山、そして石狩川、十勝川、釧路川などの一級河川、阿寒湖、大沼、屈斜路湖、サロマ湖、支笏湖、洞爺湖、摩周湖などの美しい湖など、その自然の魅力を挙げるときりがありません。