2019年お盆休み、どこ行く?各国の旅行者が評価した人気観光地【世界編】

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2019/05/14

関東でも2019年初の真夏日が観測されるなど、5月といえど夏の訪れさえも感じる今日このごろ。いっそジメジメした梅雨を通りこして、最大9連休ともいわれるお盆休みを含む夏になってほしい…なんて考えてしまいますね。

そして暑いお盆休みといえば、日本を飛び出して海外のリゾート地を楽しむまたとないチャンスです。

そこで今回は、世界最大級の旅行情報サイト「トリップアドバイザー」が発表した、旅行者が高く評価した観光都市・島をランキング化した「トラベラーズチョイス(TM)」から、旅の計画に役立ちそうな、世界の人気観光地TOP10をご紹介します。

第10位 ドバイ/アラブ首長国連邦

image by:Katiekk/Shutterstock.com

第10位には、アラブ首長国連邦の構成国であるドバイ首長国の首都である「ドバイ」がランクインしました。ドバイはいわゆる都市=国の都市国家です。

もともと19世紀までは小さな漁村でしたが、イギリスの統治下になり、20世紀に入るとだんだん中継貿易の拠点として栄え始めました。

そして、第二次世界大戦後に都市の近代化がはじまり、1966年にドバイ沖の海底油田が発見されたことで大発展し、今日の繁栄につながりました。

いまでは「中東最大の貿易地」、あるいは「中東の金融センター」といわれるほどまでの大都市に成長しています。その一方で世界有数の観光地でもあり、国も観光をメインとした政策に力を入れています。

なかでも世界最高級の高層ホテルである「ブルジュ・アル・アラブ」がある人工島群は、リゾート地やショッピングセンターなどが集まっており、世界中から多くの観光客が訪れます。

日本からドバイ空港へは、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港から直行便が出ています。フライト時間は約11時間から12時間程度です。


第9位 マラケシュ/モロッコ

image by:Balate Dorin/Shutterstock.com

第9位にランクインした「マラケシュ」は、モロッコ中央部にある都市で「南の真珠」と呼ばれるほど美しい都市です。

東西2キロメートル、南北3キロメートルの城壁に囲まれた「メディナ」と呼ばれる旧市街と、メディナの西に広がる新市街で構成されています。

メディナの規模は北アフリカでも最大で、王宮やバイーヤ宮殿、エルバディ宮殿、サアド朝の墳墓群、ベルアベ陵、アグダル庭園などの名所があります。

その歴史は古く12世紀にはじまり、19世紀には前述した旧市街地に化粧した、漆喰とアラベスク模様で飾られたバイーヤ宮殿やアグダル庭園が造られています。現在、マラケシュ自体が世界遺産に登録されています。日本からモロッコへの直行便はありません。このため、ヨーロッパ経由でマラケシュ・メナラ空港まで行くことになります。

第8位 イスタンブール/トルコ

image by:Seqoya/Shutterstock.com

第8位のトルコ最大の都市「イスタンブール」は、もともとヨーロッパでも大きな都市でしたが、ここ数年その成長がさらに加速しており、トルコ統計機構(TUIK)の発表によると、イスタンブールの人口は2017年末時点でトルコ最高の前年比1.5%増の1502万9,231人となっています。

その歴史は、なんと紀元前660年に遡ります。以降、ローマ帝国、ビザンティン、ラテン帝国、オスマン帝国の4つの帝国の首都としてヨーロッパの歴史の中心的存在となってきました。

いまでも数多くの歴史的遺跡が残されており、世界遺産に登録されているものもあり、トルコ国内でも最大の観光スポットといえますね。

日本からは成田国際空と関西国際空港から直行便が出ており、フライト時間は約12時間15分です。


第7位 バルセロナ/スペイン

image by:TTstudio/Shutterstock.com

第7位にランクインした「バルセロナ」は、スペイン第2の都市です。地中海に面した街であり、古くから港湾都市として発展してきました。すでに紀元前20年にはローマ人が都市を作っていたといわれています。

その後17世紀には荒廃しますが、19世紀の産業革命後には新しい産業が導入されて復活し、1970年年代には現在のように繁栄する都市となりました。

バルセロナといえば、建築家アントニ・ガウディの残した建築物が多いことで有名ですね。1882年に着工されて以来、現在でもまだ未完である「サグラダ・ファミリア(聖家族教会)」や「グエル公園」など数多くの作品が残されており、これらは世界遺産に登録されています。

日本からバルセロナへの直行便は現時点ではないため、ヨーロッパの主要都市に行って乗り換える必要があります。

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