第3位 京都府

第3位には、およそ1,000年以上の歴史持つ、日本の魂とでもいうべき場所である「京都府」がランクイン。数えきれないほどの国宝や重要文化財が存在し、世界遺産まであります。世界的にも有名な、日本芸術や美の原点とでもいうべき街です。

そんな京都で最近話題なのは、高台寺にある「アンドロイド観音マインダー」。なんと、アンドロイドが「般若心経」を唱えてくれるという、いわば伝統と最新テクノロジーが融合した興味深いアートなのです。

もうひとつ、京都市東山区祇園町にある「漢字ミュージアム」では、「元号のまめ知識」コーナーを展開中。令和がはじまり、元号や漢字が注目を集めている今年ならではの旬な展示といえるでしょう。

第2位 東京都

第2位には「東京都」がランクインしました。日本の首都であり世界トップクラスの大都市である東京は、今や世界のアートが集まるとともに、アートを生み出し発信する、まさに世界のアートの一大拠点なのです。

たとえば、東京都江東区豊洲にある「teamLab★Planets TOKYO」は、「水に入るミュージアム」がコンセプトになった2020年秋まで公開される期間限定のアートミュージアムです。画像のように作品の中に自分が入り、アートを体験する「Body Immersive」という7つの作品空間が体験できます。

第1位 北海道

雄大な大自然が特徴的な人気観光地「北海道」が第1位に輝きました。グルメや自然などのイメージが強い北海道がアートの旅で1位に輝くとは少し意外。

しかし、札幌市で開催される「札幌国際芸術祭」では、市内のいたるところにアート作品が展示されるなど、知られざるアートの街なのです。

そんな北海道でおすすめのアートスポットといえば「札幌芸術の森」。「札幌芸術の森美術館」「クラフト工房」「有島武郎旧邸」などがある総合文化施設で、その季節ごとに様々な展示が行われています。

また、札幌市東区にある「モエレ沼公園」は、「全体をひとつの彫刻作品とする」がコンセプトで彫刻家のイサム・ノグチ氏が基本設計を手がけたアート公園です。この公園のシンボルであるガラスのピラミッド「HIDAMARI」は、高さ32.3mもあり、表面のガラス面積は延べ2,483平方メートルにもなります。

今回は「アート旅で行きたい都道府県ランキング」をご紹介しました。秋といえば、アートの秋。たまには日ごろの喧騒から離れてアートを堪能してみてはいかがでしょうか。

• image by:Marketa Kuchynkova / Shutterstock.com
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