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明治時代の美しき面影を残す、国内の「レンガ造りの名建築」たち

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2023/01/14

幕末から明治期にかけて数多く建てられた、美しき「レンガ建築」。現在では当時に比べるとその数少なくなりましたが、日本の近代化の息吹を今につたえています。

そんな日本ならではの絶景といえるモダンな「レンガ建築」をご紹介していきましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

金森赤レンガ倉庫/北海道函館市

image by:photoAC

函館港に面して並んでいる「金森赤レンガ倉庫」。この一連の赤レンガ倉庫は1869(明治2)年に、初代・渡邉熊四郎が「金森洋品店」に由来しています。商業施設としてはおよそ30年前にスタート。

広大な館内に、カフェ、生活雑貨などさまざまな店舗が入店しています。またギャラリー、ホールも組み込まれています。アクセスは函館空港から車で約25分、JR函館駅からは車で約5分、徒歩で約15分です。

  • 金森赤レンガ倉庫
  • 北海道函館市末広町14-12
  • 公式サイト

岩手銀行赤レンガ館/岩手県盛岡市

image by:photoAC

辰野金吾の作品としても有名な「岩手銀行赤レンガ館」。1911(明治44)年に完成し、2012(平成24)年まで銀行として営業をしていました。

その後、3年半の改修工事を経て、2016(平成28)年に一般公開されました。館内は無料ゾーンと、有料ゾーンがあります。

  • 岩手銀行赤レンガ館
  • 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目2-20
  • 公式サイト

東京駅/東京都千代田区

image by:photoAC

現在の「東京駅(丸の内口)」は、明治時代を代表する建築家・辰野金吾が設計したもので、1914(大正3)年開業されました。辰野式と呼ばれる彼の代表的な作風を反映して、赤レンガに白い花崗岩でラインが描かれています。

戦後はずっと仮修復の2階建ての営業されていましたが、その後、2012(平成24)年に創建当時の姿に復元され、当時の姿が見事に再現されました。

  • 東京駅
  • 東京都千代田区丸の内1丁目

慶應義塾図書館 旧館/東京都港区

image by:Kakidai, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

慶應義塾大学の象徴のひとつが「慶應義塾図書館 旧館」です。壮麗な赤レンガの外観が圧巻の西洋建築は、東京都港区三田の「三田キャンパス」内にあります。


同学の創立から50周年を迎えた1907年に、記念事業として起工され、1912年に完成。ゴシック様式が採用された見事な図書館は、1969年に国の重要文化財にも指定されました。

  • 福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館
  • 東京都港区三田2-15-45(三田キャンパス内、慶應義塾図書館旧館2階)
  • 無料
  • 閉館日:日曜日、祝日、夏季一斉休暇(例年8月中旬1週間程度)、年末年始、入試期間
  • 10:00〜18:00
  • 公式サイト
  • ※予約なしの場合には、2階入口にて受付が必要です。

横浜赤レンガ倉庫/神奈川県横浜市

image by:photoAC

横浜赤レンガ倉庫」は1913(大正2)年に完成し、当時の最新技術が導入されました。2002年(平成14)からは商業施設として利用されています。横浜観光のひとつとして、多くの人が訪れています。

  • 横浜赤レンガ倉庫
  • 神奈川県横浜市中区新港1丁目1
  • 公式サイト

敦賀赤レンガ倉庫/福井県敦賀市

image by:photoAC

この「敦賀赤レンガ倉庫」は1905(明治38)年、石油貯蔵用の倉庫として外国人技師の設計により建設されました。2009年1月には、国の登録有形文化財に登録。その後、「鉄道と港のジオラマ」が作られ、D51・1号機をはじめとする蒸気機関車やディーゼル機関車、そして、スイッチバックなどの鉄道模型などが走っています。

  • 敦賀赤レンガ倉庫
  • 福井県敦賀市金ケ崎町4-1
  • 公式サイト

金沢市立玉川図書館近世史料館/石川県金沢市

image by:金沢市 / CC BY 2.1 JP

石川県金沢にある「金沢市立玉川図書館近世史料館」は、もともと「金沢煙草製造所」として1911(明治44)年に着工し、1913( 大正2)年に完成しました。

世界的建築家で金沢出身の谷口吉郎氏が総合監修。そして息子の吉生氏が設計を行い、ロマンあふれる親子共同作品です。2階建ての回廊式建物で、朱色が美しい赤レンガ造りの建物が魅力のひとつ。

 

  • 金沢市立玉川図書館近世史料館
  • 石川県金沢市玉川町2-20
  • 公式サイト

半田赤レンガ建物/愛知県半田市

image by:photoAC

戦前のビールメーカー「カブトビール」の製造工場がとして1898(明治31)年に建設した「半田赤レンガ建物」。

現存する日本最規模のレンガ建築です。工場の閉鎖後、そのままになっていましたが、愛知万博の際にカブトビールが復刻され、同工場内のカフェで味わうことができます。

舞鶴赤れんがパーク/京都府舞鶴市

image by:photoAC

軍港であったことから、1903年に旧日本海軍の武器庫として建設された「舞鶴赤れんがパーク」。その後も明治から大正時代にかけて建造が続けられました。このうち8棟が国の重要文化財に指定されています。

そして2012(平成24)年にオープン。4棟あり、1号棟が博物館、2号棟が市政会館、3号館がカフェ、ショップの入ったまいづる知恵蔵、4号館が工房、5号館がイベントホールです。

  • 舞鶴赤れんがパーク
  • 京都府舞鶴市北吸1039-2
  • 公式サイト

ほかにも全国各地にはさまざまなレンガ造りの建造があります。現代の日本の基礎となった当時の雰囲気に浸ってみませんか。

  • image by:photoAC
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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韓国出身の日韓ハーフ。東京在住。日本が好きすぎて大学を8年通っている。食べることとひとり旅が好き。お酒はそんなに強くない。

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