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美ブルーの湯に魅せられて。混浴文化に心まで浸る福島「高湯温泉」

小林繭
小林繭
2019/07/09

日本の温泉文化の危機?衰退しつつある混浴温泉の素晴らしさ

海外では水着で混浴が主流 image by:Maridav/Shutterstock.com

昨今、都内近郊では貸切家族風呂以外の混浴温泉はほとんど姿を消しつつあります。混浴と聞くと、男女とも過剰反応する人が多いように思うのですが、温泉大国日本に生まれてそれではちょっと、いやかなりもったいない話です。

そもそも、どうしてわざわざ見知らぬ男女が一緒のお風呂に入るのかと聞かれれば、昔の人は今よりもずっと裸に対しておおらかだったということが、よくいわれます。

建物を建てる技術もお金もなかった時代、豊富に湧き出る温泉を地元の人たち同士で共有するためにごくごく自然に生まれた形態ではないかな?と筆者は考えています(あくまでも個人的見解です)。

そもそも温泉が豊富な地域は山間の山深い集落であることが多く、そういった場所で女性用、男性用の風呂を別々に作ること自体大変ですから、まあ一緒でいいか、となったのもわかる気がします。

image by:photoAC

時代が変わり、人々の意識が男女一緒に入るなどもってのほか!となっても田舎では昔からの風習がそのまま残るというのはよくある話。

ただ、昭和から平成へと法律が細かく整備され、混浴温泉をめぐる環境には色々と変化があったようです。せっかく素晴らしい温泉を持ちながらも建物や経営側の老朽化で閉館にいたった旅館も少なくありません。

また現在の法律では、裸で入浴する混浴温泉を新たにつくることは難しいらしく、これも混浴温泉が減っている要因でもあります。

image by:photoAC

つまり、現在残る混浴温泉=歴史がある温泉ということです。よって必然的に泉質はもちろんのこと、景観や風情といった点においても印象的な温泉が多く、温泉好きであれば混浴温泉に食指が動くのは当然ともいえそうです。

といっても、確かに一部風紀の乱れを指摘されるようなマナーのない利用者の姿があるのも事実です。そういった混浴温泉は、どんなに泉質が素晴らしくでも男性女性ともに厳しいもの。


では、混浴の素晴らしさや混浴文化を体験するためにはいったいどうしたらよいの!?という悩みの声が聞こえてきそうなので、今回は心ゆくまで混浴の極上湯を堪能できると自信を持っておすすめする、福島県の高湯温泉「安達屋旅館」をご紹介します。

小林繭

東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。沖縄、ハワイ、島、旅モノやロハスネタを発信中。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。

美ブルーの湯に魅せられて。混浴文化に心まで浸る福島「高湯温泉」
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