古代から佇む最強パワー。全国の「石」にまつわる神秘的な寺院7選

神社というと本殿などの建物に目がいきがちですが、なかには「巨石」のある神社も少なくありません。不思議な形をした石や、本殿よりもはるかに大きい巨石まで、さまざまな石にまつわる神社が存在しています。

そこで今回はそんな「石」を祀る全国の神社をご紹介していきましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

釣石神社/宮城県石巻市

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丘の中腹にある「男石」と、その下の地面に横たわる「女石」、この2つの巨石をご神体にしています。

神社が学業の神様である天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀っていることと、男石が1978(昭和53)年の宮城県沖地震と2011(平成23)年の東日本大震災でもびくともしなかったため、「落ちそうで落ちない受験の神様」と評判になり、多くの受験生が合格祈願スポットでもあるのです。

榛名神社/群馬県高崎市

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平安時代の10世紀前半には存在していたという由緒ある神社です。群馬県有数のパワースポットといわれており、社の入口から本殿まで約700mある参道をあるくだけで禊(みそぎ)になるといいます。

境内は巨岩・奇岩の宝庫。アーチ状の「鞍掛岩(くらかけいわ)」は、榛名山の火山活動の噴出物が洞窟状になり、その後崩落してアーチ状になったのだとか。

また、円錐形の「九折岩(つづらいわ)」も火山活動の噴出物が侵食されたものとされています。

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本殿に向かう途中にある双龍門(そうりゅうもん)の脇には「鉾岩(ぬぼこいわ)」と呼ばれる巨石が並び、門を圧倒する大きさ。そして本殿の裏にある「御姿岩(みすがたいわ)」は本殿と接しており、奥にはご神体を祀ってあります。

名草厳島神社/栃木県足利市

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平安時代に弘法大師空海が開いたという神社で、まわりに国の天然記念物「名草巨石群」があります。巨石のなかで目を見張るのは「御供石(おそなえいし)」です。こちらは高さが11m、周囲は30mあります。


正確にいえば一つの石ではなく、「胎内くぐり」や「石割楓」などの石が重なったものですが、大きさは圧倒的。

ちなみに胎内くぐりに空いている穴を抜けると、子宝安産の御利益があるとか。弁慶が手で割ったという伝説がある「弁慶の割石」もあり、神社も巨石群も森のなかにあるので荘厳な雰囲気が漂う場所です。

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