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やるじゃん群馬。中世ヨーロッパへ旅立つ、美しき「ロックハート城」

梅原 慎治
梅原 慎治
2019/09/26

近年、歴史好き女子(歴女)や、城好き女子(城ガール)などが話題に上がることが増えましたね。

私は歴史が得意分野ではないのですが、古都などに立ち寄った際には、自分が立っている場所で、どのようなことが起こっていたのか思考をめぐらせることが大好きです。

ところでみなさん、“お城”というと、どのようなものを思い浮かべますか?冒頭の流れからすると、漆喰の壁に重厚感のある瓦屋根、天守には鯱!といった感じでしょうか。

日本の城はいろいろな工夫や技術が凝縮されていて、建築物としても魅力的。しかし今回は、日本で唯一ともいえる“本物の洋城”をご紹介したいと思います。

日本に移築、復元された「本物の洋城」は群馬にある

ロックハート城の正面広場。沢山のプリンセスを見かけます。image by:梅原慎治

日本にあるのに洋城?と思われるかもしれませんが、このお城は1829年にスコットランドに建てられたものを1993年に移築、復元したものなのです。

イギリス北部に位置するスコットランドから日本までの距離は、直線距離にして約9,300km。そんな距離をお城を運んで来るなんて、想像し難いほどに壮大なスケールですよね。

どうやって運んだのでしょう?船?飛行機?…それがなんと、主な移動手段は列車だったのだそう。当時のソビエト連邦の許可をとり、シベリア鉄道を利用して30個のコンテナにより運ばれたんだとか。

30個のコンテナと聞くと少ないような気もしますが、40フィートのコンテナと考えると容積が約70立方メートルほどあるので、意外と多くのパーツを詰め込めたのかもしれませんね。

現在のロックハート城は中世ヨーロッパの街並みを再現した城下と、英国風のガーデン、そしてお城と、どこを切り取ってもSNS映えするような作りのテーマパークです。


ロックハート城の敷地への入口。image by:梅原慎治

まずは入口へ。石造りの側壁と程よく絡む緑のツタ、そして紋章の入ったゲートがヨーロッパ感を醸し出しますね。

凝る人だったら、この入口だけで20枚位写真を撮ってしまいそう。

ぜひ立ち寄りたい緑の楽園「ウィリアムズガーデン」

中庭。中央に黒いファウンテンピラーがそびえ立ちます。image by:梅原慎治

入口を進むと中庭に出ます。すり鉢状の中庭の中央には巨大なファウンテンピラーが配され、“外界と隔離された空間に来た!”という気分を盛り上げてくれます。

ウィリアムズガーデンの入口。正面には紋章が飾られています。image by:梅原慎治

中庭からそのままお城に向かうこともできますが、今回はウィリアムズガーデンという迷宮庭園に向かってみました。ウィリアムズガーデンは移築開設25周年を記念して、新規オープンした庭園です。

植栽で通路が仕切られ、まるで迷路のような作りす。image by:梅原慎治
手入れが行き届いた緑の庭の向こうにお城を見上げることができます。image by:梅原慎治
城壁を介して臨むお城は、とても重厚さを感じることができます。image by:梅原慎治

園路に沿ってさまざまな工夫を凝らした植栽が施されています。こちらの庭園からはお城を見上げるかたちになるのですが、手前に城壁が介されるかたちとなることから、正面から見るよりもさらに重厚さを感じました。

梅原 慎治

埼玉県生まれ、都内在住のツーリングライター。主に関東近郊を走り周り、美味しい物や良い景色などを見つけて楽しんでいる。趣味としてフルコンタクト系の空手も嗜んでいる。

やるじゃん群馬。中世ヨーロッパへ旅立つ、美しき「ロックハート城」
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