日本人の勘違い。スシ、キモノに飽きた外国人はどこへゆく?
【勘違い3】日本に来る外国人は、寿司を食べたがる
日本食といえばお寿司に天ぷら、ラーメンなどが人気ですね。でも日本にやってきた外国人は、本当にみんなお寿司を食べているのでしょうか?外国人の嗜好のホンネを覗く結果が出ています。
A.人気トップ30のうち12軒はステーキや肉料理だった
「外国人に人気の日本のレストランランキング2019」を見てみると、2年連続で首位のヤキニクバルを筆頭に、12 軒がステーキや焼肉など肉料理の店となっています。全体のトレンドとしても肉料理を出すお店が人気を集めていることがわかります。
ランキングの高い施設の口コミを調べたところ、お料理の質はもちろん「スタッフがフレンドリーである」ことや「英語が通じる」「英語のメニューがある」ことなどサービスを評価する傾向に。
味は間違いないけれど敷居の高い老舗の日本料理店よりも、自国で食べ慣れている料理のほうがチャレンジしやすく満足度も高いようです。都道府県別のランクインは東京都が一番多く8軒、それに続き京都府7軒、兵庫県4軒、大阪府4軒となりました。
【勘違い4】首都東京がある東日本のほうが人気が高い
日本は東日本と西日本に大きく二分されます。関西には神社仏閣など日本の歴史を感じる観光地が多くありますが、やはり日本の一大観光地といえば、首都東京のある関東エリアになるのでしょうか。
A.最新ランキングでは、関西のほうが優勢だった!
「外国人に人気の日本の観光スポットランキング2019」をみると、全体のうち半分以上が寺社仏閣となっています。なかでも「伏見稲荷大社」は6年連続で1位に輝き、圧倒的な人気を誇っています。
口コミを詳しく見てみると、寺社の内容に加えて、ハイキングやお土産・出店に関する口コミが多く、周辺施設やアクティビティも含めて満足できるスポットに人気が集まっているのがわかります。
都道府県別では京都府が一番多く7軒、続いて東京都4軒、広島県4軒となり、全体を通して関西エリアの人気が顕著にわかりました。