日本人には当たり前の光景が、アメリカ人の心をこんなにも震わすのか
宮城県の「松島」には冬こそ行くべき
絶景スポットのひとつ、宮城県の沿岸地域にある町「松島」。260あまりの島々が点在する松島の風景は、日本三景のひとつに数えられています。
私はハワイ出身です。ハワイは年間を通して過ごしやすい気候のため雪が降ることはありません。でも日本は雪も降るし、四季を感じることができるのが魅力ですよね。
特に宮城県の松島が想像以上によかったです。冬に行ったけど、雪と海の景色はハワイでは絶対見られない光景なのでさらに感動しました。(アメリカ出身/女性)
松島では、1年を通して四季折々の景色を楽しむことができます。どの季節に訪れても飽きることがないため、リピーターも多いようです。
松島町CIR(国際交流員)が運営するFacebookページでは、インバウンド対策として観光情報や訪日外国人に役立つ情報などを英語で発信。
さらに飲食店などの観光事業者が自信を持っておもてなしができるよう、町のCIRを講師として英会話セミナーを開いたり、ベジタリアンや各国の文化の違いへの対応力を学ぶ取り組みも積極的におこなっているそうです。
絶景もさることながら、松島町のおもてなしの心もとても美しいですね。
今回は複数のアメリカ出身の方々に、「日本で忘れられない光景」についてお話を伺いました。各自が紹介してくれたスポットはさまざまでしたが、共通していたことはアメリカでは見れないけど、日本でしか見られない光景に感動したということ。
アメリカは日本よりも広大な土地を有していますが、サブカルチャーや侘び寂びなど、いろんな「顔」を持っているのは日本ならではなのかもしれません。
このように日本人にとっては当たり前のように慣れ親しんだ光景でも、別の視点からみてみると、改めておもしろさや魅力に気づくことができます。
来年2020年のオリンピックに向け、今後さらなる観光客の増加が見込まれます。これまで以上に感動や驚きを与えられるよう、いつまでも魅力的な国でいたいですね。
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