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11/23、ローマ法王が38年ぶりの来日。奇跡的な「雪ミサ」の記憶

故ヨハネ・パウロ二世法王が訪日され38年。来たる2019年11月23日(土)にフランシスコ法王の訪日が決定し、再び長崎の地にお見えになります。

法王訪日が決定し長崎の地元ローカルメディアは過去の訪日映像が公開となり、長崎の準備の様子を伝えるなどローマ法王の話題でもちきりです。

日々盛り上がりをみせる法王の訪日。今回は我が家の38年前の話題や盛り上がる長崎の様子、フランシスコ法王の訪日スケジュールなど、ご紹介したいと思います。

38年前の法王来日「雪ミサ」の聖なる思い出

フランシスコ法王の訪日が決定し、我が家でもヨハネ・パウロ二世法王の話題になりました。話の内容は記憶に残るくらいの大雪で寒かったのと、当時小学生だった姉が法王と接触したというのです。

長崎は冬に雪が降ることは稀。降っても小雪程度で積もることは非常に少ないのですが、松山競技場で執り行われた集会の日は大雪に見舞われ零下2度を記録。県内外から5万人に近い参加者が集まったそうです。

当時の映像を観るとフェリーから降りる信者の映像があり、キリスト教の多い五島列島からも参加者が長崎市内に集まったことが分かります。

姉と法王。ヨハネ・パウロ二世法王は日本二十六聖人殉教地(西坂公園)で祈りを捧げられていますが、姉は西坂公園で法王と接触したそうなのです。キリスト教徒の同級生から「法王様が来るから会いにいこう!」と誘われた姉。

法王が祈りを捧げた日本二十六聖人殉教地(西坂公園) image by: 今道剛

小学校低学年でキリスト教でない姉は「なんだか凄い人が来るんだ」程度の感覚で友人と二十六聖人に足を運んだそうです。そこは黒山の人だかり。普通に考えると会える訳がありません。

しかし周りの大人たちが「子どもは見えんけん前に行かんね」と、あれよあれよと前に移動。偶然にも移動した場所をローマ法王が通り、姉の頭をなでてくれ姉の髪は切り取って我が家で大切に保存したそうです。


日本二十六聖人記念館 image by: 今道剛

盛り上がりを見せる長崎市民と市民の声

長崎の盛り上がりがよくわかるのが、フランシスコ法王が訪問予定の「日本二十六聖人殉教地」に併設された「日本二十六聖人記念館」のFaceBookページです。今回の訪日の情報発信と共に喜びの声がアップされています。

・長崎・東京ドームでお会いできますのを楽しみにしています。

・二度と悲惨な原爆の犠牲者を出さない事をお祈りしています。

・教皇様が二十六聖人記念館を訪問予定なのは、教皇様が、日本の弾圧された時代のキリシタンへの敬意をお持ちだからかと思います。それはイエスキリストを第一に選んで、身をもって実践した人々への敬意ではないでしょうか。

・分刻みのスケジュール。お身体に気を付けていただきたいです。

前回の法王の訪日で記念館を案内した初代館長で記念館の開館に奔走された結城神父も喜ばれているだろうなぁと思ってしまう世代です。

なお法王の訪日に合わせ長崎の「遠藤周作文学館」や「浦上キリシタン資料館」ではイベントが予定され長崎のメディアでは特集サイトを公開中です。各種情報は記事の最後にご案内します。

フランシスコ法王の訪日スケジュール

ヨハネ・パウロ二世法王は長崎に2日間の滞在で「信徒発見」の場所で「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に選ばれた大浦天主堂や原爆被害の中心地にある「浦上天主堂」を訪れています。

しかし今回のフランシスコ法王はスケジュールの都合で訪問を見送られ、その代わりに前回は訪問されていない「長崎原爆地公園」にお見えになります。

一部の省略部分がありますが、フランシスコ法王の訪日スケジュールとなっています。

23日(土)東京入り 駐日ローマ法王庁大使館にて司教との集い。

24日(日)長崎入り 「長崎原爆地公園」にて「核兵器に関するメッセージ」をお話。
日本二十六聖人殉教地の「西坂公園」で祈りを捧げ、午後より県営野球場にてミサが執り行われます。広島入りし「広島平和記念公園」にてメッセージをお話になり東京へ移動。

25日(月)東日本大震災被害者との集い天皇陛下との会見東京ドームのミサ首相との会談など。

26日(火)ミサ上智大学訪問などを行いローマに戻られます。

精力的に分刻みのスケジュールをこなされる、今年82歳のフランシスコ法王。今回の来日テーマはすべてのいのちを守るため」だそうです。

フランシスコ法王は「焼き場に立つ少年」と呼ばれる、原爆後の長崎で撮影されたと言われる写真をカードにし、普及を呼びかけるなど核廃絶の思いが強く、原爆二世の私としては長崎でどんな「核兵器に関するメッセージ」を発言されるか注目しています。

小さな島国の日本の隅っこにある九州でキリスト信仰を150年以上も守り続け、原爆被害を受けた長崎。ローマ法王がどんな思いを語られるのかキリスト教徒だけでなく長崎市民、世界中が注目しています。

フランシスコ法王訪日に合わせて長崎のイベントやニュース記事

日本二十六聖人記念館 Facebook
https://www.facebook.com/26martyrs

「遠藤周作文学館」
【遠藤周作と井上洋治―教皇フランシスコと響き合う世界―】
11月23日14時~16時
定員40名
http://www.city.nagasaki.lg.jp/endou/event/?id=32

「浦上キリシタン資料館」
【フランシスコ教皇来日記念特別写真展 二人の教皇展】
10月10日〜1月中旬までの予定
浦上キリシタン資料館 FB
https://www.facebook.com/urakamicm/

ながさき旅ネット
特集 長崎から平和を願う~世界遺産と祈りの旅
https://www.nagasaki-tabinet.com/feature/20191124/top/

長崎新聞
ローマ法王来崎 来たる日への醸成
https://www.nagasaki-np.co.jp/feature/pope-2019/

  • image by: Riccardo De Luca – Update/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
11/23、ローマ法王が38年ぶりの来日。奇跡的な「雪ミサ」の記憶
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