「月の石もみじ公園」で咲き誇る色鮮やかな紅葉

宝登山神社を後にして向かったのは「月の石もみじ公園」です。位置関係は比較的近く、歩いても行ける距離なのですが、周囲が暗いと場所がわかりづらいため、予めしっかりリサーチしてから向かうことをおすすめします。

image by:梅原慎治

月の石もみじ公園への入場は、駐車場代（500円）と、入場料（200円／中学生以上）が必要です。

また紅葉の見学場所は全体として緩やかな斜面です。ライトアップにより足元は見やすく危険は少ないですが、整地された場所ではなく石や木の根などによる凹凸もあるため、気をつけて歩くようにしましょう。

この日の色付き具合は6割程度といったところで、真っ赤になっている木はまだまだ少ない感じでした。今後2週間位が見ごろかもしれませんね。

この公園のモミジは背の高い木と背の低い木が入り混じった状態となっており、見上げても目線を落としても、それぞれに紅葉を楽しめることが特徴的でした。

頭上を覆う紅葉は、切り絵の天井のようにも、さまざまに咲き誇る花のようにも見えます。一方で、目線の高さにまで降りてきている枝葉は、その葉の形や虫に食われている様子を細かく見ることができ、自然に従って変化する美しさを味わうことが可能です。

なお、入口の注意書きにもありますが、ライトアップされた紅葉を見学できるエリア内にトイレはありません。最寄りは駐車場近くの「埼玉県立自然の博物館」の北側とのこと。

また、2019年度のライトアップは11月24日（日）までなので、気になる方は急ぎ足を運んでみてはいかがでしょうか。ライトアップの時間帯は午後4時から午後9時ごろまで。都内からだと平日、仕事が終わってから電車で向かってもギリギリ間に合う時間帯ですよ。

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