日本で唯一の縁結び祈願所。心と心が結ばれる、石川県「気多大社」
結婚式を挙げに訪れる海外カップルも
気多大社は地元のJA(農協)や企業と協力して、このところ「縁おむすび」を配り始めるなどの試みも始めました。
縁結びの神域として親しまれてきた気多大社と、地元でおいしいお米を育てるJA(農協)、さらに地元の企業が一緒に始めた取り組みで、毎月1日に開かれる、事前申し込み不要の縁結び祈願「ついたち結び」に合わせて、羽咋の自然栽培米を使ったおにぎりが100個限定で配られています。
いままでには気多大社で、香港のカップルなど海外の男女が結婚式を挙げたケースもあります。
「婚活」イベントの目的地にもなり、境内に奉納された絵馬には恋人たちや夫婦の温かい言葉がぎっしり書き込まれています。
誰かパートナーがいるのであればパートナーと、意中の人がいるのであれば意中の人と、幸せな未来が待ち受けているような気にさせてくれる仕掛けがいっぱい。
それでいて場の雰囲気を中心に、能登の一の宮である格式はしっかりと保たれています。さすがですよね。
アクセスは金沢を起点に、さまざまなパターンが用意されています。レンタカーだと片道約50分ほど、途中で先ほど紹介した千里浜なぎさドライブウェイも走れますから、何人かのグループでレンタカー台を割り勘できる場合は、真っ先に検討したい移動手段と言えます。
電車の場合は片道約1時間ほど。IRいしかわ鉄道線で津幡駅に出た上で、JR七尾線で羽咋駅に向かってください。
恒例のついたち結びが行われる毎月1日に関しては、28名限定ですが『花嫁のれん第二章』と称した特別仕様バスで無料移動できます。
まさにこの道中に、縁おむすびも振る舞われます。ついたち結びに出かける際には、真っ先にチョイスしたい移動手段と言えそうですね。
- ・スポット詳細記事
- >>>豪華な鉄道旅。加賀の美意識が凝縮された観光列車「花嫁のれん」(2019/10/17)
- 能登國一宮 気多大社
- 石川県羽咋市寺家町ク1-1
- https://keta.jp/
- image by:気多大社
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