若い人ほどスロー飲酒。忘年会で気をつけたい「イッキ飲み」実態調査

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2019/12/19

2019年も年の瀬が近づき、忘年会や新年会などお酒を飲む機会が増えてくる時期になりました。

過剰な飲酒やスピード飲酒(イッキ飲み)など危険な飲み方をしたり、無理な飲酒をあおったりした結果、急性アルコール中毒で搬送された方は年々増加傾向にあります。東京消防署管轄内では、年間1万人を超え、その約半数が20代の若者です。

この度、キリンホールディングス株式会社が、月に1回以上飲酒する全国の20〜50代の男女500名を対象に「イッキ飲みに関する実態調査」を行いました。リアルな実態を、早速チェックしてみましょう。

飲みすぎで後悔した飲み会第1位は「忘年会」

飲みすぎ、イッキ飲みが原因で後悔した飲み会は?」という質問では、「忘年会」と回答した方が34.6%となり、2位の「歓迎会」、3位の「懇親会」と回答した方より、約2倍以上も差がつく結果となりました。

「忘年会で後悔した経験がある」と回答した方に具体的なエピソードを聞いてみたところ、電車で寝過ごしてしまったり、物を無くしてしまうなどお酒で失敗しがちなものから、救急車で搬送させてしまったという危険なものまで、さまざまなエピソードが集まりました。

若い世代ほど、無茶な飲み方をしない

続いて、「イッキ飲みの現場を見たことがありますか?」という質問では、「ある(頻繁にある・時々ある)」と回答した人は62.4%と、半数以上の人が飲み会でイッキ飲みの現場に遭遇した経験があることが判明しました。

性別・年代別で比較してみると、女性はほぼ世代間の差は見られないのに対し、男性は30〜50代の過半数以上が「ある(頻繁にある・時々ある)」と回答。

また、男性の20代は50%以下という結果になり、さらに一度も見たことがない人が、この世代間で約2倍ほど差があることが明らかとなりました。

この結果から、若い世代ほどイッキ飲みといった無茶な飲み方をしない傾向があることが読み取れ、命を脅かす危険なイッキ飲みは時代遅れと化している、といえそうです。


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