日本の「ファミレス」に外国人がショックを受けた5つの理由
5.接客がプロフェッショナルすぎる/パキスタン出身
日本のファミレスでは、お出迎えからお見送りまで丁寧な接客が行われています。あるかたはガストの接客スタイルにとても感動されたそうです。
ガストに初めて行ったとき、その接客スタイルに驚きました。入店したら待つことなく席へ案内してくれたし、注文時にはひざまずいて対応。
オーダーをハキハキと復唱する姿にもプロフェッショナルを感じました。(パキスタン出身/男性)
オーダーを取るのも正確だし、レジ打ちも早い。家のそばにガストがあるのでよく行くのですが、働いている方が親切で笑顔で対応してくれるのが嬉しいです。
行くたびに元気になれるので、土日は毎週モーニングを利用しています。エジプトにこんな素敵な店はありません。(エジプト出身/男性)
綺麗なトイレに感動。外からは見えない部分にも配慮しているのが素晴らしい。日本人はおもてなしの心がすごいです。(韓国出身/男性)
ガストを運営する、すかいらーくホールディングスは、「ひとりでも多くのお客様に、安くておいしい料理を、気持ちの良いサービスで清潔な店舗で味わっていただく」ことをミッションに、「お客さまへの奉仕の心」を大切にしているそう。
日本人のみならず、外国人のお客さまにもしっかり伝わっているようですね。
ほかにも外国の方ならではの意見として、「全てのメニューに写真が載っているのに感激した」、「店員さんを呼ぶ用の押しボタンをはじめて見た」などの声もありました。
現在はファミリーレストランのグローバル化も進んでおり、ガストを含む、すかいらーくグループも先進企業として発展。
ITデジタルシステムのさらなる高度化を目指し、都心の店舗から順次デジタルメニューブックやQRコード決済などの導入が進んでいます。
ますます外国人観光客の増加が予測される日本。そんなインバウンド需要に向けて、外国語メニューの導入やキャッシュレス決済の対応はとても重要な課題となるでしょう。今後、IT化が進めばさらにガストにハマる外国人も増えるはず。
ガストのドリンクバーで異文化交流を楽しむ日も近そうですね。
- image by:TK Kurikawa / Shutterstock.com
- ※店舗数は2019年12月31日時点です。
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。