外国人も絶賛。日本の冬に見たい、雪に染まる感動の絶景24選

越前大野城/福井県

戌山(いぬやま)に築かれた越前大野城 image by:福井県観光連盟

もともとジブリ映画『天空の城ラピュタ』のように、雲に浮かぶお城として人気を得た走りが、兵庫県朝来市の竹田城跡。そして2014年ごろ、福井県の「越前大野城」も「天空の城」として人気を集めています。

image by:Shutterstock.com

越前大野城には1968年に絵図などを基に再建された天守閣があり、単体としても見ごたえ十分。そしてこの天空の城発生する時期が秋冬の朝で、いまこそが「」なのです。

越前大野城自体は冬季休館ですが、ビューポイントは登山で向かうことが可能。標高324mの「戌山城址」の南出丸下から見ることができます。登山コースは3つのルートがありますが、どれも徒歩で登るため、十分な装備・注意が必要です。

  • 越前大野城
  • 福井県大野市城町3-109
  • 休館日:2019年12月1日~2020年3月31日
  • 公式サイト

信濃平かまくらの里/長野県

image by:(一社)長野県観光機構

長野県の「信濃平かまくらの里」は、毎年1月下旬から2月下旬までの約1カ月間、20基ほどの「かまくら」が登場し、「レストランかまくら村」が期間限定でオープンします。

image by:(一社)長野県観光機構

毎年2月の第2土曜・日曜の2日間開催される「かまくら祭り」で立ち並ぶかまくらを花火が彩る光景は、まさに圧巻です。そのほか、雪のなかの宝探しなどイベントも盛りだくさんです。2020年は暖冬のため、全体的に真っ白な雪景色…というわけではありませんが、それでも訪れる価値がある魅力あふれるスポットです。

  • 信濃平かまくらの里
  • 長野県飯山市大字寿807-2
  • 公式サイト

諏訪湖「御神渡り」/長野県

諏訪湖の御神渡り image by:長野県

長野県に伝わる「御神渡り(おみわたり)」は、湖の上に不思議と盛り上がった氷の山脈が発生する自然現象。これは湖が全面凍結し、昼と夜の温度変化により氷が収縮したり膨張したりした結果、湖面に収まらなくなった氷が表面を割って突出するために、山脈のように盛り上がるのだとか。

諏訪湖の御神渡り image by:長野県

この現象で有名なのが、長野県諏訪湖です。諏訪湖では毎年1月〜2月ごろの数日間から数週間のあいだこの御神渡りを見ることができます。しかし、条件によってはこの御神渡りを見れない年もあるそうで、その年は「明けの海」と呼ばれるんだとか。

さらに数年に一度、数kmにわたる50cm~1mもの高さの氷の道ができることがあるそうですが、この道は諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道と呼ばれています。なんともロマンチックですね。

  • 諏訪湖
  • 諏訪湖 南東岸 舟渡川河口すわっこランド付近~北岸 承知川河口付近
  • 公式サイト

木曽路氷雪の灯祭り/長野県

image by:(一社)長野県観光機構

長野県「木曽路氷雪の灯祭り」は、中山道の宿場町や御嶽山麓の12会場に、氷の器にろうそくを灯す手作りのアイスキャンドルや雪像、氷彫が飾られる冬の恒例イベントです。


image by:(一社)長野県観光機構

土曜と日曜を中心に、石畳や史跡などの古い町並みが雪化粧と冬灯りで華やかな雰囲気になりますよ。

  • 2020 木曽路 氷雪の灯祭り
  • 開催期間:開催中〜2020年2月11日(火)
  • 公式サイト
  • 地区ごとに開催日が異なります。詳しくは公式サイトよりご確認ください。

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