外国人も絶賛。日本の冬に見たい、雪に染まる感動の絶景24選
五箇山/富山県
1995年に岐阜県の白川郷とともに世界遺産に登録された、富山県の世界遺産「五箇山(ごかやま)」。約10年前の2008年に東海北陸自動車道が全線開通して、富山や金沢など北陸からはもちろん、名古屋など東海からもアプローチしやすくなりました。
この五箇山のシンボルといえば、「合掌造り家屋」です。観光客に向けたわかりやすい目玉として、雪景色のなかで合掌造り集落のライトアップも行われています。かなりの雪の深さですが、訪れる大変さも冬ならでは。完全装備で挑んでくださいね。
- 五箇山
- 富山県南砺市上梨754(五箇山総合案内所)
- 公式サイト
- ・スポット詳細記事
- >>>雪山の絶景。日本で唯一、流刑小屋が現存する世界遺産「五箇山」(掲載日2019/01/12)
雪の大谷/富山県
富山県の「立山黒部アルペンルート」といえば、例年メディアでも多く取り上げられる巨大な雪の壁「雪の大谷」です。これは道路を除雪することによって出来上がる光景です。毎年、4月から6月中旬ごろまで間近で体験することができ、この絶景を見るために富山まで訪れる外国人も少なくないのだとか。
雪壁が道の両側にそびえる500m区間「雪の大谷」は、歩いて体感も可能。高さ20mにもなる雪壁を間近に見て触って楽しめます。
- 雪の大谷
- 2020年4月15日(水)〜11月30日(月)全線開通
- 公式サイト
- 2020立山黒部・雪の大谷フェスティバル:2020年4月15日(水)~6月22日(月)
兼六園/石川県
石川県の「兼六園」は、日本三名園のひとつである林泉廻遊式の大名庭園です。冬になると庭園が雪に覆われ、水墨画のような世界観が広がります。唐崎松の雪吊りは、冬の兼六園に欠かせない風物詩として有名ですね。
雪化粧をした兼六園は、まさに絶景。また冬季は夜間ライトアップもしており、その幻想的な風景はぜひ一度は見ておきたいもの。音も少ない世界で揺らめく光に、思わずうっとりしてしまいますよ。
ちなみに兼六園の外国人入場者数は、2017年時点で前年比106.5%という結果。過去のデータによると毎年増加傾向にあることがわかりました。もっとも多いのは台湾からの観光客で40.9%。小松空港と台湾を結ぶLCCが就航したことの影響もあり、台湾から訪れる方が多いのかもしれません。
Even in winter the Kenrokuen Garden in Kanazawa is beautiful. Considered one of Japan’s best. pic.twitter.com/1OMyuZVH8f
— Paul LeBlanc (@snhuprez) January 26, 2020
翻訳:冬でも金沢の兼六園は美しい。 日本一だと思います。
- 兼六園
- 石川県金沢市丸の内1-1
- ライトアップ期間:開催中~2020年2月2日(日)、2月8日(土)~2月16日(日)
- ライトアップ時間:17:30~20:45(閉園21:00)
- 公式サイト
白米千枚田/石川県
石川県にある能登半島の「白米(しろよね)千枚田」は、標高約1~60mの傾斜地に合計で約1,000枚もの田んぼが並んでいます。日本で最も早く保全活動が始まったという同地は、いまも約98%が耕作されています。
また冬季は色が15分ごとに移り変わるイルミネーションが夜の千枚田を彩る「あぜのきらめき」も開催。周辺の輪島市内やねぶた温泉などに宿泊し、夜に出かけるといった旅のかたちもおすすめです。日中・夜間ともにかなり冷え込むので、十分な防寒をして訪れてくださいね。
- 白米千枚田
- 石川県輪島市白米町99-5
- あぜのきらめき期間:開催中~2020年3月15日(日)
- 公式サイト
- ・スポット詳細記事
- >>>古き良き日本の絶景。海を背景に棚田が広がる「白米千枚田」への旅(掲載日2019/08/20)